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現代コリア、乱気流下の変容~2008-2023~
A・V・トルクノフ,
G・D・トロラヤ,
I・V・ディヤチコフ
著
江口 満
翻訳
下斗米 伸夫
監修
発行年月 |
2024年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
347p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784867930298 |
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商品コード |
1038298441 |
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NDC分類 |
319.21 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年05月2週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2024/05/04 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038298441 |
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著者紹介
A・V・トルクノフ(著者):(トルクノフ、アナトーリー・ワシリエヴィチ)1950年生まれ。国際政治学者、政治学博士。モスクワ国際関係大学学長、ロシア科学アカデミー会員、国連代表部で外交官として手腕を発揮。その後外務省付属大学に勤務。邦訳された著作に、『朝鮮戦争の謎と真実――金日成、スターリン、毛沢東の機密電報による』(草思社、2011年)、『現代朝鮮の興亡――ロシアから見た朝鮮半島現代史』( V・I・デニソフ、Vl・F・リとの共著、明石書店、2013年)、『日ロ関係史――パラレル・ヒストリーの挑戦』(D・V・ストレリツォフとの共編著、東京大学出版会、2015年)がある。
G・D・トロラヤ(著者):(トロラヤ、ゲオルギー・ダビドヴィッチ)1956年生まれ。朝鮮担当外交官の後、東洋学を研究。モスクワ国際関係大学教授。
I・V・ディヤチコフ(著者):(ディヤチコフ、イリヤ・ウラジミロビッチ)2011年よりモスクワ国際関係大学で日本・朝鮮の研究に従事。
江口 満(翻訳):(えぐち・みつる)創価大学文学部卒、ロシア科学アカデミー哲学研究所倫理学研究科倫理学(ロシア)修了。ソビエト国営モスクワ放送アナウンサー兼邦訳者を経て、現在創価大学文学部教授。
下斗米 伸夫(監修):(しもとまい・のぶお)1948年生まれ。政治学者、法学博士。成蹊大学教授、法政大学教授を経て、現在法政大学名誉教授、神奈川大学特別招聘教授。著書・訳書多数。
内容
戦乱か、和平か?
危ういバランスで“休戦”状態が続く朝鮮半島──大国による「操作可能な混沌」の舞台となった南北両国家を、ロシアの碩学がパラレルに分析する。核と紛争の時代を読み解く鍵がここに。
統一の断念と紛争凍結モデル。
永年にわたって朝鮮半島は対決的な土地であり、乱高下してきたものの、しかも安定していた。この地球的に高まる大混乱のなか、きわどいバランスが揺さぶられないことを願いたい。(……)将来において何が起きるかは見守るしかない。未来を予測することは、過去をよく知ることによって「容易となる」。このような期待を込めて読者に本書を読んでいただきたいと願っている。(「日本語版序文」より)