緩和ケアポケットマニュアル 改訂3版
宇井 睦人 著
内容
目次
prologue 緩和医療の現場で心がけていること 第Ⅰ章 緩和ケアの入り口 Ⅰ-1 緩和ケアの定義 Ⅰ-1-A WHO(世界保健機関)の緩和ケアの定義 Ⅰ-1-B 緩和ケアの定義に関する詳細 Ⅰ-2 全人的苦痛(トータルペイン)の考え方 Ⅰ-3 疾患の経過・病の軌跡(illness trajectory) Ⅰ-4 予後予測 Ⅰ-4-A PiPS models Ⅰ-4-B PPI Ⅰ-4-C PaP score 第Ⅱ章 痛みのマネジメント Ⅱ-1 がんの痛みについての基礎知識 Ⅱ-2 WHO方式がん疼痛治療法 Ⅱ-3 痛みの評価 Ⅱ-4 投与経路選択とオピオイドスイッチング Ⅱ-5 緩和ケアで欠かせない皮下投与 第Ⅲ章 痛みに使う薬剤のまとめ Ⅲ-1 非オピオイドの選び方と原則 Ⅲ-1-A アセトアミノフェン Ⅲ-1-B NSAIDs Ⅲ-2 弱オピオイドの選び方と原則 Ⅲ-2-A コデイン Ⅲ-2-B トラマドール Ⅲ-3 強オピオイドの開始法と選択 Step① 呼吸困難の確認 Step② 腎障害 Step③ 投与経路の選択 Step④ オピオイドの選択 Step⑤ オピオイド1日投与量とレスキューの設定 Step⑥ 持続注射の時は組成/速度も設定 Step⑦ 副作用対策(眠気/便秘/嘔気) 最後のStep 患者/家族への説明 Ⅲ-4 強オピオイド使用中の留意点 Ⅲ-5 強オピオイド製剤の特徴 Ⅲ-5-A モルヒネ Ⅲ-5-B オキシコドン Ⅲ-5-C ヒドロモルフォン Ⅲ-5-D フェンタニル Ⅲ-5-E タペンタドール Ⅲ-5-F メサドン Ⅲ-6 鎮痛補助薬 Ⅲ-6-A 抗けいれん薬 Ⅲ-6-B 抗うつ薬 Ⅲ-6-C NMDA受容体拮抗薬 Ⅲ-6-D 抗不整脈薬 Ⅲ-7 ステロイド 第Ⅳ章 痛み以外の身体的苦痛のマネジメント Ⅳ-1 呼吸器症状 Ⅳ-1-A 呼吸困難 Ⅳ-1-B 死前喘鳴 Ⅳ-2 消化器症状 Ⅳ-2-A 悪心・嘔吐 Ⅳ-2-B 消化管閉塞 Ⅳ-2-C 便秘 Ⅳ-2-D 腹水 Ⅳ-3 その他の重要な病態 Ⅳ-3-A 転移性脳腫瘍 Ⅳ-3-B 脊髄圧迫 Ⅳ-3-C 高カルシウム(Ca)血症 Ⅳ-3-D 上大静脈症候群 Ⅳ-3-E 悪液質と食欲不振 第Ⅴ章 精神的苦痛のマネジメント Ⅴ-1 基盤となる精神的ケア Ⅴ-2 不 眠 Ⅴ-3 不安・うつ 第Ⅵ章 スピリチュアルペインのマネジメント Ⅵ-1 スピリチュアルペインとは Ⅵ-2 スピリチュアルケアの基本的な姿勢 第Ⅶ章 せん妄 Ⅶ-1 せん妄 第Ⅷ章 鎮 静 Ⅷ-1 鎮 静 第Ⅸ章 コミュニケーション Ⅸ-1 Serious illness communication 第Ⅹ章 社会的苦痛のマネジメント Ⅹ-1 社会的苦痛 ■巻末資料 ①オピオイド持続注射を使用する時の基本原則 ②オピオイド持続注射を使用する時の指示記載 ③オピオイド持続皮下注の組成表(初級者向け) ④オピオイド持続静注の組成表(初級者向け) ⑤モルヒネ・オキシコドン持続注射の組成表(中・上級者向け) ⑥ヒドロモルフォン持続注射の組成表(中・上級者向け) ⑦内服できる時の頓用指示例一覧 ⑧内服困難時における舌下・坐剤の頓用指示例一覧 ⑨皮下注射・皮下点滴または経静脈投与の頓用指示例一覧 ⑩オピオイドスイッチング・投与経路変更時のタイミング ⑪経口・貼付オピオイド製剤一覧 ⑫オピオイド製剤換算表 ■Column 一覧 医療者が予後を予測することと,それを伝えることは別問題 STAS-Jの概要 アロディニア 筋膜性疼痛症候群(MPS) ブプレノルフィンとペンタゾシン フェンタニル口腔粘膜吸収製剤 放射線治療(Radiation) 神経ブロックとIVR 非がんの緩和ケアは呼吸困難の対応が鍵 吃逆 髄膜播種・がん性髄膜炎 トルソー症候群 皮膚掻痒症 アカシジア・むずむず脚症候群 ■索引
カート
カートに商品は入っていません。