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消え失せた密画(中公文庫 ケ9-1)

エーリヒ・ケストナー  著

小松太郎  翻訳
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価格 \990(税込)         

発行年月 2024年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 372p
大きさ 16cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/ドイツ文学
ISBN 9784122075139
商品コード 1038301753
NDC分類 943.7
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年06月1週
書評掲載誌 読売新聞 2024/06/23
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038301753

著者紹介

エーリヒ・ケストナー(著者):エーリヒ・ケストナー
ドイツの詩人・作家。一八九九年ドレスデン生まれ。第一次世界大戦で徴兵、除隊後、大学で文学を修めるかたわら文筆活動を開始。一九二九年に発表した『エミールと探偵たち』で児童文学作家として知られるようになる。ファシズム批判・自由主義的作風から、三三年発表の『飛ぶ教室』を最後にナチスによってドイツ国内での出版を禁じられ、焚書処分を受ける。以降、四五年まで著作はスイスから出版した。第二次大戦後、西ドイツのペンクラブ会長。六〇年国際アンデルセン賞受賞。七四年没。
小松太郎(翻訳):小松太郎 一九〇〇(明治三三)年、大阪生まれ。慶應義塾大学を経て、ベルリン大学を卒業。帰国後、法政大学で教鞭をとるかたわら、ドイツ語の翻訳を手がける。訳書に、チャペック『ダーシェンカ』、ケストナー『ファビアン』『エミールと探偵たち』『飛ぶ教室』など多数。七四(昭和四九)年、死去。

内容

ベルリンで長年真面目に働いてきた肉屋の親方キュルツは、突然すべてが嫌になって家を飛び出し、デンマークの都市コペンハーゲンにやって来た。そこで高価な密画をベルリンまで運ぼうとする女性に協力を頼まれる。盗賊団や、謎の青年から狙われる密画を、人の良いキュルツは守れるか……。「抵抗の作家」がナチスからの迫害下に著した、登場人物すべてがどこか憎めない痛快ユーモアミステリー。〈解説〉深緑野分

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