著者紹介
J.K.マウロ・ピエルコンティ(著者):J.K.マウロ・ピエルコンティ J.K.Mauro Pierconti
2005年ヴェネツィア建築大学大学院博士課程修了。博士(建築史)。ヴェニス国際大学にて講師を務めたのち、2007-2008年、2014年-2015年国際交流基金日本研究フェロー、2009年-2011年度日本学術振興会外国人特別研究員として来日し、東京大学生産研究所、早稲田大学にてスカルパと関係の深かった白井晟一、伊勢神宮の研究を行う。現在、ベネトン財団の催事スペース、カ・スカルパの主任キュレーターとして活動している。最新の著書として、Carlo Scarpa. Sekiya Masaaki: Tracce d'architettura nel mondo di un fotografo giapponese-Traces of architecture in the world of a Japanese photographe, Antiga Edizione, 2023などがある。
三浦敦子(翻訳):三浦敦子 みうら・あつこ
2001-2002年ロータリー財団親善奨学生、2002-2003年イタリア政府奨学生としてヴェネツィア大学に留学。2011年東京都立大学大学院人文科学研究科史学専攻博士課程満期終了退学。主な翻訳にT. Fujimori, La camera da tè, lo spazio minimo, “Casabella”, n. 763, 2008(伊語翻訳), p. 42-44、G.ヴェルデ「シチリア州の自治 : その起源、特徴、展開」『専修大学人文科学研究所月報』266巻、pp.1-19、2013年