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やまと言葉の人間学
竹内 整一
著
発行年月 |
2024年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
291p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/その他の国の哲学 |
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ISBN |
9784831516626 |
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商品コード |
1038323087 |
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NDC分類 |
121.04 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年05月1週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2024/05/18、読売新聞 2024/07/28 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038323087 |
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著者紹介
竹内 整一(著者):1946年、長野県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科倫理学専攻博士課程中退。専修大学教授、東京大学教授等を歴任。東京大学名誉教授。2023年逝去。
専攻 ― 倫理学・日本思想史
主著 ― 『自己超越の思想』(ぺりかん社)、『日本思想の言葉』(角川選書)、『魂と無常』(春秋社)、『「おのずから」と「みずから」』(ちくま学芸文庫)
内容
表音文字「かな」と外来の表意文字「漢字」の複合体として発達した日本語。現代では明治期より量産されてきた翻訳語やカタカナ用語も氾濫している。だが医療の場において痛みを表す言葉が「しくしく」「ずきんずきん」であるように、主観を語る「やまと言葉」は具体的な感情表現として活きつづけている。「もてなし」「かなしみ」「ただしさ」「なぐさめ」など現代に活きる「やまと言葉」を取り上げ、古典文学から歌謡曲に至る豊富な用例を踏まえて考察する。長年に亘り「やまと言葉」をつぶさに眺め考えつづけてきた著者の遺作。