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書評掲載

夏祓~大木満里句集~

大木満里  著

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価格 \2,970(税込)         

発行年月 2024年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 179p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784781416410
商品コード 1038323108
NDC分類 911.368
書評掲載誌 毎日新聞 2024/05/27
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038323108

著者紹介

大木満里(著者):昭和24年 神奈川県に生まれる。
平成17年  玉川大学継続学習センター「はじめての俳句」で中西夕紀の指導を受ける。
平成20年  中西夕紀主宰「都市」創刊入会 編集委員
平成26年〜30年 「都市」編集長
平成26年 「都市」同人

現在
「都市」編集委員
俳人協会会員
玉川大学継続学習センター俳句講座講師

内容

◆第一句集

ハミングはひとりの歌よ春深し

満里さんの生きる姿勢が見える作品である。
満里さんは自分の心を詠む深いところに行きついたようだ。

(序より・中西夕紀)

◆中西夕紀推薦十二句
諭す子のその手をにぎり冬茜
雑踏に深くかぶるや冬帽子
一村の一揆のごとき祭かな
あたたかや川へ放てる父の鯉
物置に父の義足よ石蕗の花
白梅の空一隅のひかりかな
言葉みな気体となりて油照
噴水のひかりのかけら手に拾ふ
ハミングはひとりの歌よ春深し
青竹の打ち交ふ空や墓洗ふ
風鈴の音に洗はれ夕餉かな
虫の音と息を合はせて寝ねにけり

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