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書評掲載

蠟燭は燃えているか

桃野 雑派  著

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価格 \2,090(税込)         

発行年月 2024年04月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 349p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065350256
商品コード 1038339282
NDC分類 913.6
書評掲載誌 産経新聞 2024/06/30
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038339282

著者紹介

桃野 雑派(著者):1980年、京都府生まれ。帝塚山大学大学院法政策研究科世界経済法制専攻修了。南宋を舞台にした武侠小説『老虎残夢』で第67回江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。筆名は、敬愛するアメリカの伝説的ギタリスト、フランク・ザッパからとった。他の著書に『星くずの殺人』

内容

京都大炎上!

金閣、銀閣燃え落ち、「蠟燭」に火がともる時。
次、焼かれるのは――「お前」だ。
広域連続放火殺人事件に挑むのは、宇宙還りの女子高校生。

宇宙ホテルでの連続殺人事件から無事に帰還した京都の女子高生真田周は、大気圏突入時、行方不明の友人へ向けて音楽配信をしたことで「人が死んだのに不謹慎だ」と、SNSで炎上してしまう。まるで事件の加害者かのような扱いを受け、迷惑系動画配信者が現れるなど、日常の通学すら困難になっていく。ある日、地球帰還時のアーカイブ動画に不穏なコメントが書き込まれた。
「まずは金閣寺を燃やす」
半信半疑の周の目に映ったのは、予告通り黄金色に輝きながら燃え落ちる金閣だった。
その場には、行方不明の友人・瞳子の姿。あの子がこの炎上を引き起こしたのか?
哀しみの劫火が、京都を襲う。

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