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書評掲載

われは熊楠

岩井 圭也  著

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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2024年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 331p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784163918402
商品コード 1038350824
NDC分類 913.6
基本件名 南方熊楠-小説
個人件名 南方/熊楠
書評掲載誌 毎日新聞 2024/06/02、朝日新聞 2024/07/06、読売新聞 2024/08/18
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038350824

内容

「知る」ことこそが「生きる」こと

研究対象は動植物、昆虫、キノコ、藻、粘菌から星座、男色、夢に至る、この世界の全て。
博物学者か、生物学者か、民俗学者か、はたまた……。 


慶応3年、南方熊楠は和歌山に生まれた。
人並外れた好奇心で少年は山野を駆け巡り、動植物や昆虫を採集。百科事典を抜き書きしては、その内容を諳んじる。洋の東西を問わずあらゆる学問に手を伸ばし、広大無辺の自然と万巻の書物を教師とした。
希みは学問で身をたてること、そしてこの世の全てを知り尽くすこと。しかし、商人の父にその想いはなかなか届かない。父の反対をおしきってアメリカ、イギリスなど、海を渡り学問を続けるも、在野を貫く熊楠の研究はなかなか陽の目を見ることがないのだった。
世に認められぬ苦悩と困窮、家族との軋轢、学者としての栄光と最愛の息子との別離……。
野放図な好奇心で森羅万象を収集、記録することに生涯を賭した「知の巨人」の型破りな生き様が鮮やかに甦る!

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