丸善のおすすめ度
トラウマとレジリエンス~「乗り越えた人たち」は何をしたのか~
ジョージ・A・ボナーノ
著
高橋由紀子
翻訳
発行年月 |
2024年04月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
366p |
---|
大きさ |
19cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/心理学/精神分析 |
---|
|
|
ISBN |
9784826902564 |
---|
|
商品コード |
1038367015 |
---|
NDC分類 |
146.1 |
---|
|
|
本の性格 |
実務向け |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2024年05月3週 |
---|
書評掲載誌 |
日本経済新聞 2024/06/01 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038367015 |
---|
著者紹介
ジョージ・A・ボナーノ(著者):【著者】
ジョージ・A・ボナーノ(George A. Bonanno)
コロンビア大学臨床心理学教授。
同大学のカウンセリング・臨床心理学部長、喪失・トラウマ・情動研究所所長。
愛する人の死やトラウマ的出来事に直面したときに発揮される「レジリエンス」研究の世界的権威。科学的心理学会(APS)、国際トラウマティックストレス学会(ISTSS)、国際ポジティブ心理学会(IPPA)より、それぞれ生涯功績賞を贈られる。これまでに何百もの論文を発表しており、その多くがネイチャー誌、JAMA(ジャマ)誌、アメリカン・サイコロジスト誌、アニュアル・レビュー・オブ・サイコロジー誌などの一流雑誌に掲載される。世界で最も引用された科学者のトップ1%(ウェブ・オブ・サイエンス)。その研究は、ニューヨーク・タイムズ紙、ウォール・ストリート・ジャーナル紙、ニューヨーカー誌、サイエンティフィック・アメリカン誌、アトランティック誌、ロサンゼルス・タイムズ紙、NPR、CBS、ABC、CNNほか、数多くのメディアで取り上げられている。著書に『リジリエンス』(金剛出版)がある。
高橋由紀子(翻訳):【訳者】
高橋由紀子(たかはし・ゆきこ)
翻訳家。慶応義塾大学文学部卒。『幸福優位7つの法則』(ショーン・エイカー著)、『今ここに意識を集中する練習-心を強く、やわらかくする「マインドフルネス」入門』(ジャン・チョーズン・ベイズ著)をはじめ、ポジティブ心理学、社会心理学、マインドフルネス関連の訳書多数。
内容
災害、暴行、虐待、事故……
同じような苛酷な体験をしたとき、心の傷に長く苦しむ人もいれば、驚異的な回復を見せる人もいる。
では、彼らは何が違ったのか――?
9・11アメリカ同時多発テロ。
世界を震撼させたこの事件を前にして、膨大な数のPTSD患者が生じると誰もが考えた。
だがそうした予測に反し、テロに遭遇したマンハッタンの住民の大半は、比較的早期に日常を取り戻した。
なぜ彼らは立ち直れたのだろうか?
また、同じような出来事を体験したのに、一部の人は長くトラウマに苦しむことになったが、
彼らの明暗を分けたのは、いったい何だったのだろうか?
これまで研究されてこなかった「回復した人たち」に光を当て、
今もトラウマに苦しむ人たちが、心の傷を乗り越えるために何ができるかを具体的に示した、
トラウマ治療の新たな決定版。待望の邦訳刊行。
■ ■ ■
多くの人にとって、トラウマはただ耐えるしかない災厄だが、
この本の読者にとって、それは乗り越えるべきチャレンジとなる。
――ウォール・ストリート・ジャーナル紙
この本で語られるのは、トラウマ的出来事の記憶から自由になる方法だ。
あなたはまさに今、そのチャンスを手にしている。
――アダム・グラント『THINK AGAIN』著者(ペンシルベニア大学ウォートン校教授)
■ ■ ■