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忘れられたアダム・スミス~経済学は必要をどのように扱ってきたか~
山森 亮
著
発行年月 |
2024年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
296p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/経済学/経済学説・経済思想 |
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ISBN |
9784326154876 |
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商品コード |
1038381178 |
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NDC分類 |
331.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年09月2週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2024/10/12、日本経済新聞 2024/11/30 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038381178 |
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著者紹介
山森 亮(著者):山森 亮(やまもり とおる)1970年生。京都大学大学院経済学研究科修了。東京都立大学講師、ケンブリッジ大学研究員などを経て、現在は同志社大学経済学部教授。Cambridge Journal of Economics, Journal of Economic Methodology, Ethics and Social Welfare などに寄稿。日本語での著作に『ベーシック・インカム入門』(光文社新書、2009年)、『労働と生存権』(編著、大月書店、2012年)、『お金のために働く必要がなくなったら、何をしますか?』(共著、光文社新書、2018年)ほか。
内容
アダム・スミスの理論に決定的役割を果たしていた「必要」という概念はなぜ忘れ去られたのか。概念の変遷を追い経済学の現在を問う。
経済学の父、アダム・スミス。その理論において「人間の必要」は枢要な位置を占めていた。スミス、メンガーからポランニー、カップ、タウンゼント、セン、フェミニスト経済学まで、必要概念の意味を発展させようとしてきた今日につづく議論を追い、現代社会における必要についての理論的展開を示す。もう一つのありうべき経済学とは。