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隠された聖徳太子~近現代日本の偽史とオカルト文化~(ちくま新書 1794)

オリオン・クラウタウ  著

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価格 \1,012(税込)         

発行年月 2024年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 263p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784480076212
商品コード 1038388218
NDC分類 288.44
個人件名 聖徳太子
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年06月2週
書評掲載誌 朝日新聞 2024/06/22、読売新聞 2024/06/30、読売新聞 2025/01/26
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038388218

著者紹介

オリオン・クラウタウ(著者):オリオン・クラウタウ:1980年生まれ。サンパウロ大学哲学文学人間科学部歴史学科卒業、東北大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、東北大学大学院国際文化研究科日本宗教・思想史研究講座准教授、同文学研究科現代日本学専攻分野兼務。専門は宗教史学。吉永進一(1957-2022)が立ち上げた東アジア秘教学術研究ネットワーク(EANASE)のコーディネーターを務めつつ、広い意味での“史学史”の観点から近現代日本宗教の課題に取り組んでいる。単著に『近代日本思想としての仏教史学』、編著に『戦後歴史学と日本仏教』、『村上専精と日本近代仏教』(法藏館)などがある。

内容

異能者? 予言者? キリスト教の影響を受けている? 誰もが知る聖徳太子は、近現代このように理解されてきた。日本人が彼に求めたものの深層を読みとく。

救う太子……
呪う太子……
嘲笑う太子……
メシアか、怨霊か、超能力者か
封印された謎に迫る!

日本史上、最も神秘に満ちた「聖人」――聖徳太子。近代において「人間太子」も登場するが、それは無論ただの人間ではない。日本が「西洋化」する中、彼と西洋との繋がりが語られる。そして「オカルトブーム」では、前近代と異なる形で「超能力者」として新たな命を吹き込まれる。様々な姿の太子を描く人々は、何を求めてきたのか。太子の「謎」は、人間の「隠されたもの」への強い関心を?き立てる。本書では「歴史」と「偽史」の曖昧な境界を歩みつつ、その真相を読み解く。

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