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身もこがれつつ~小倉山の百人一首~(中公文庫 す32-1)
周防柳
著
発行年月 |
2024年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
477p |
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大きさ |
16cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784122075191 |
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商品コード |
1038398840 |
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NDC分類 |
913.6 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2024/06/29 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038398840 |
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著者紹介
周防柳(著者):周防柳
一九六四年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。二〇一三年『八月の青い蝶』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。同書は一五年の広島本大賞「小説部門」大賞に選ばれた。一七年刊行の『蘇我の娘の古事記』は、同年上半期の「本の雑誌」エンターテインメントベスト10第一位。二二年、本作にて第二八回中山義秀文学賞を受賞。他の著書に『逢坂の六人』『虹』『余命二億円』『高天原』『とまり木』『うきよの恋花』『小説で読みとく古代史』がある。
内容
中山義秀文学賞受賞&「オール讀物」誌「時代小説、これが2021年の収穫だ!」――傑作和歌ミステリー、待望の文庫化
鎌倉初期の天才歌人・藤原定家の恋と「百人一首」の謎に迫る
平安時代の最高権力者・藤原道長に連なる藤原北家ながら傍流の御子左家は、歌壇ではそれなりの実力を発揮しているものの、公家の出世レースではパッとしない家柄。当家の次男に生まれた藤原定家は、病由来の難聴を克服し、侍従時代の同僚で親友の藤原家隆らとともに「新古今和歌集」の選者を務めるなど、歌壇でめきめきと頭角を現す。鎌倉幕府に押され気味の朝廷の権威回復を狙う後鳥羽院は、そんな定家に、三代将軍・源実朝に京への憧れを植え付けるため「敷島の道(和歌)」を指南せよと命ずる。後鳥羽の野心は肥大し、ついには倒幕の兵を挙げんとするが……。
知らぬ人のいない「小倉百人一首」には、なぜあの100首が選ばれたのか? 同じく藤原定家選の「百人秀歌」より1首少なく3首だけ異なる理由とは?――「承久の乱」前後の史実をきらびやかに描きながら、その謎を解き明かす。
目次
一の章 還御の噂
二の章 いとしの友よ
三の章 菊花の王
四の章 はかなき鎌倉将軍
五の章 勅勘と大乱
六の章 嵯峨山荘の障子和歌
附 記
解 説 大矢博子