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アート脳

スーザン・マグサメン, アイビー・ロス  著

須川 綾子  翻訳
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価格 \2,475(税込)         

発行年月 2024年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 440p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/芸術/美術理論・美術史
ISBN 9784569857190
商品コード 1038410567
NDC分類 701.4
基本件名 芸術心理学
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2024年08月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2024/10/26
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038410567

著者紹介

スーザン・マグサメン(著者):ジョンズ・ホプキンス大学医学部ペダーセン脳科学研究所の革新的な取り組みである、応用神経美学センターのインターナショナル・アーツ+マインド・ラボ(International Arts + Mind Lab、IAMラボ)創設者で、現在は同施設のエグゼクティブ・ディレクターを務めている。脳科学とアートを融合し、アートや美的体験に対する反応が、神経生物学的に人間の可能性をどのように増幅するのか研究している。
アイビー・ロス(著者):2016年に正式に発足したグーグルのハードウェア部門でデザインを担当するバイス・プレジデント。2017年以来、ロスとそのチームはスマートフォンからスマートスピーカーに至るまで、消費者向けにさまざまなハードウェア製品を発表しており、デザインの分野で200以上の国際的な賞を受賞している。2019年には、『ファスト・カンパニー』誌の「ビジネスにおいて最もクリエイティブな100人」で9位に選ばれた。
須川 綾子(翻訳):翻訳家。東京外国語大学英米語学科卒業。訳書に『習慣超大全——スタンフォード行動デザイン研究所の自分を変える方法』『人と企業はどこで間違えるのか?』(ともにダイヤモンド社)、『綻びゆくアメリカ』『退屈すれば脳はひらめく』(ともにNHK出版)、『子どもは40000回質問する』(光文社)、『戦略にこそ「戦略」が必要だ』(日本経済新聞出版社)などがある。

内容

全米ベストセラー、日本上陸! 絵画に釘付けになったり、音楽に感動した
りするだけで、健康で長生きする! 脳科学が初めて明かした「アートの効用」。


本書では、アートがいかにして私たちの生活の質を高め、より良いコミュニティを築いていくのかについて、科学的根拠とともに示していく。日々のさまざまな美的経験によって、どのような生物学的変化が起きるのか、その仕組みについても説明する。たとえば、

・ニューヨーク州北部では、アルツハイマー病の症状が進んだ男性が昔よく聴いていた曲を聴き、5年ぶりに息子を認識した。
・フィンランドでは、産後うつを患った若い母親が生まれたばかりのわが子に歌を歌い、抗うつ剤だけに頼るより早く回復している。
・世界各地の医療現場では、美術館を訪れることが患者に処方されている。
・感覚的に豊かな環境では学習の効率が高まり、記憶の定着率が高いという近年の研究結果から、多くの学校や職場、公共施設では環境が見直されている。

このようなかたちで、あらゆるアートには健康・ウェルビーイング・学習・繁栄を促進する効果がある旨も明らかにしながら、ビジネスパーソンのみならず子供から高齢者まで生活のなかにアートを取り入れる手法を順序立てて紹介する。

○本書の内容
はじめに 人間を変えるアートの効用
テスト 生活にアートを取り入れる―美的マインドセット
Chapter1 体と美の不思議でおもしろい関係―アートの解剖学
Chapter2 部屋の照明、周囲の音、匂いが最高の美的経験になる―幸福感を育む
Chapter3 自分を取り戻すために、描く、歌う、踊る、作る―メンタルヘルスの回復
Chapter4 アートが寿命を延ばす噓のような本当の話―体を癒す
Chapter5 仕事と学びに遊び心を!―学習を拡張する
Chapter6 マンネリ気味の日常を変える6つの条件―持続的幸福
Chapter7 人類はアートとともに進化する―コミュニティの構築
おわりに 未来のアート

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