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大適応の始めかた~気候危機のもうひとつの争点~

モーガン・フィリップス  著

齋藤慎子  翻訳
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価格 \3,300(税込)         

発行年月 2024年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 7p,219p,20p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/理工学/地球科学/気象学
ISBN 9784622097082
商品コード 1038497929
NDC分類 451.85
基本件名 地球温暖化
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年07月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038497929

著者紹介

モーガン・フィリップス(著者):気候危機対策のために活動する環境慈善団体(NGO)Global Action Plan, UK(www.globalactionplan.org.uk)で教育・アウトリーチ部門のディレクターを務める。本書が初の著書。本書執筆・原著刊行時(2016-2022)は同じく英国の環境慈善団体The Glacier Trust(theglaciertrust.org)の共同ディレクター。現在もアドバイザーとして関わり続けているThe Glacier Trustは、ネパールの山岳地帯のコミュニティの気候変動への適応を支援する活動をおこなっている。それ以前の2013-2016年は環境慈善団体Keep Britain Tidyによる英国のエコ・スクール・プロジェクト(www.eco-schools.org.uk)のリーダー、ブルネル大学講師(2009-2010)などを務めた。2008年にPh.D.取得後(博士研究テーマは持続可能性に関する教育)、現在まで一貫して気候環境問題の教育や気候危機対策の支援に携わっている。
齋藤慎子(翻訳):(さいとう・のりこ)
英日・西日翻訳者、ライター。ファディマン『精霊に捕まって倒れる』(共訳、みすず書房)、シェリダン『世界一シンプルな増客マシーンの作り方』(実業之日本社)、ノア『トレバー・ノア 生まれたことが犯罪!?』(英治出版)、ローゼンブラム『最新脳科学でわかった五感の驚異』(講談社)、ケープルズ『ザ・コピーライティング』(ダイヤモンド社)、ケネディ『究極のセールスレター』(東洋経済新報社)、アラン『アランの幸福論』、グラシアン『バルタザール・グラシアンの賢人の知恵』(以上ディスカヴァー・トゥエンティワン)などのほか、ビジネス書の訳書多数。
*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

内容

気候変動対策には、「緩和」(温室効果ガス排出量削減)のほかに、もうひとつ大きな柱があるのをご存じだろうか。「適応」(気候変動に対応すべく、種々のインフラや営みを改変すること)である。身近なコミュニティでも、気候変動に備えた防災や作物の転換などの取り組みを「適応」の認識で結びあうことで、ノウハウを共有したりエンパワーしたりすることができる。本書は適応、気候の公正性、自治の3つをつなぐ格好の入門書だ。
CO2排出量削減だけでは、たとえ現時点での最良のシナリオが実現しても、気候危機が回避できるわけではない。つまり適応は不可避だが、問題はそのやりかたであり、良い方法と悪い方法(誤適応 mal-adaptation)について社会的に議論することが急務である。社会格差を拡大したり、気候変動緩和を妨げたりする誤適応を避け、公正な適応を進めるためには、私たち市民のリテラシーと意識、そして参加が不可欠なのだ。
「気候ジェントリフィケーション」など、筋悪な適応策と社会的不公正の連動がすでに始まっている。適応の基礎知識や世界各地の先行事例を通してこの局面を考える本書は、さまざまな立場からの議論のきっかけになるだろう。

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