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歌人探偵定家~百人一首推理抄~

羽生 飛鳥  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2024年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 286p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784488029043
商品コード 1038498387
NDC分類 913.6
書評掲載誌 東京・中日新聞 2024/08/03
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038498387

著者紹介

羽生 飛鳥(著者):羽生 飛鳥
1982年神奈川県生まれ。上智大学卒。2018年「屍実盛(かばねさねもり)」で第15回ミステリーズ!新人賞を受賞。2021年同作を収録した『蝶として死す 平家物語推理抄』でデビュー。同年、同作は第4回細谷正充賞を受賞した。他の著作に『揺籃の都 平家物語推理抄』『『吾妻鏡』にみる ここがヘンだよ!鎌倉武士』がある。また、児童文学作家としても活躍している(齊藤飛鳥名義)。

内容

「紫式部の和歌を屍に添えて汚す者は許せん。
下手人を突き止める!」

『小倉百人一首』に選出された和歌が事件解決の手掛かりに――
若き藤原定家が、名歌の絡んだ五つの謎を解く!

一一八六年。平家一門の生き残りである、亡き平頼盛の長男、保盛はある日、都の松木立で女のバラバラ死体が発見された現場に遭遇する。生首には紫式部の和歌「めぐりあひて 見しやそれとも わかぬまに 雲隠れにし 夜半(よは)の月かな」が書かれた札が針で留められ、野次馬達はその惨状から鬼の仕業だと恐れていた。そこに現れた、保盛の友人で和歌を愛してやまない青年歌人・藤原定家は「屍に添えて和歌を汚す者は許せん」と憤慨。死体を検分する能力のある保盛を巻きこみ、事件解決に乗り出す! 後に『小倉百人一首』に選出された和歌の絡む五つの謎を、異色のバディが解く連作ミステリ。

■目次
「一 くもがくれにし よはのつきかな」
「二 かこちがほなる わがなみだかな」      
「三 からくれなゐに みづくくるとは」      
「四 もみぢのにしき かみのまにまに」      
「五 しのぶることの よわりもぞする」 

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