死を受け入れること~生と死をめぐる対話~(祥伝社黄金文庫 Gよ8-1)
養老孟司,
小堀鷗一郎
著
発行年月 |
2024年06月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
195p |
---|
大きさ |
16cm |
---|
|
ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般 |
---|
|
|
ISBN |
9784396318499 |
---|
|
商品コード |
1038579551 |
---|
NDC分類 |
490.14 |
---|
|
|
|
|
|
書評掲載誌 |
読売新聞 2024/08/11 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038579551 |
---|
著者紹介
養老孟司(著者):養老孟司(ようろう・たけし)
1937年、神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学名誉教授。医学博士。解剖学者。
1962年、東京大学医学部卒業後、解剖学教室に入る。
1995年、東京大学医学部教授退官後は、北里大学教授、大正大学客員教授を歴任。京都国際マンガミュージアム名誉館長。
1989年、『からだの見方』(筑摩書房)でサントリー学芸賞受賞。
2003年、毎日出版文化特別賞を受賞した『バカの壁』(新潮新書)は450万部を超えるベストセラーに。
大の虫好きとして知られ、現在も昆虫採集・標本作成を続けている。
他の著書に『ものがわかるということ』(祥伝社)、『遺言。』『ヒトの壁』(共に新潮新書)、『なるようになる。』(中央公論新社)、『唯脳論』(ちくま学芸文庫)など多数。
小堀鷗一郎(著者):小堀鷗一郎(こぼり・おういちろう)
1938年、東京都生まれ。医学博士。東京大学医学部医学科卒業。
東京大学医学部附属病院第一外科、国立国際医療センター(現国立国際医療研究センター)に外科医として勤務した後、埼玉県新座市の堀ノ内病院に赴任。
訪問診療医として700人以上の看取りに関わる。
著書に『死を生きた人びと 訪問診療医と355人の患者』(みすず書房)、『死を生きる 訪問診療医がみた709人の生老病死』(朝日新聞出版)。
訪問診療の活動を追ったドキュメンタリー映画『人生をしまう時間』が2019年公開され、話題になる。祖父は森鷗外。
内容
3000体の死体を観察してきた解剖学者と
700人以上を看取ってきた訪問診療医。
死と向き合ってきた2人が、いま、遺したい「死」の講義。
待望の文庫化!
よく生き、よく死ぬために。
死と密接な関係にある二人が死を語る。
小堀先生と最初に対談してから、もう数年が経ってしまった。
幸か不幸か、まだ私は生きているが、生死については、この本で触れた以上にもはや言うことはない。
生きるとは、日常をどう過ごすか、つまり具体的なことで、死ぬことはその一部である。
大所高所から論じることではない。そんな気がする。(養老孟司「文庫版はじめに」より)
※本書は、2020年7月、祥伝社より単行本『死を受け入れることー生と死をめぐる対話』として刊行された作品を、加筆・修正のうえ、文庫化したものです。
【目次】
文庫版はじめに 養老孟司
はじめに 養老孟司
第一章 「死ぬ」とはどういうことですか?
インタビュー 養老孟司
解剖学者と外科医はどんな仕事ですか?
インタビュー 小堀鷗一郎
「東大医学部」ってどんなところでしたか?
第四章 これからの日本はどうなりますか?
文庫版おわりに 小堀鷗一郎
おわりに 小堀鷗一郎