丸善のおすすめ度
世界は「見えない境界線」でできている
マキシム・サムソン
著
染田屋 茂
編
杉田 真
翻訳
発行年月 |
2024年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
438p,25p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/地理学/地誌・紀行 |
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ISBN |
9784761277437 |
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商品コード |
1038603885 |
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NDC分類 |
290.4 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年07月2週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2024/07/27 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038603885 |
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著者紹介
マキシム・サムソン(著者):シカゴ・デポール大学の地理学の講師。イギリス信仰学校の入学方針、インドネシアの津波への対応、1933~34年のシカゴ万国博覧会など、さまざまなテーマの学術論文を発表。「宗教と信仰体系の地理学」(GORABS)研究グループの議長。近年、『ユダヤ教育ジャーナル』の副編集長に就任。
染田屋 茂(編者):編集者・翻訳者。訳書に、ハンター『極大射程』『銃弾の庭』、フリーマントル『嘘に抱かれた女』、ポンフレット『鉄のカーテンをこじあけろ』、カスパロフ『DEEP THINKING 人工知能の思考を読む』など多数。
杉田 真(翻訳):翻訳者。訳書に、マスティル『クジラと話す方法』、デフォー『世界滅亡国家史』、ガレオッティ『武器化する世界』、フランツマン『「無人戦」の世紀』(共訳)、など。
内容
世界には国境とは異なるさまざまな「見えない線」が存在する。
この境界線は細い線ではなく、地帯というある程度の広がりを持つ場合がある。こうした境界線・地帯は時代によってしばしば変化し、われわれと彼らを分断する原因となっている。
サッカーチームのサポーター立ち入り禁止区域から、不可解な進化の分岐点、デトロイトの悪名高き“8マイル・ロード”に沿って根強く残る人種分離、いまはもうない“鉄のカーテン”を越えるのを拒むシカの群れまで、私たちの世界が地理的、気象的、政治的、経済的、文化的、宗教的にどのように分断されているか、そしてなぜ分断が必要だったのかを、地理学の講師マキシム・サムソンが30か所取り上げ、その歴史と特徴を説明する。
世界の理解に役立つ、地政学リスクの解像度が上がる!