「ブリュメール18日」はナポレオンが総裁政府を打倒し権力の座についたクーデタである。本書ではこのクーデタを、ナポレオンが独裁を志向した結果として捉えるのではなく、むしろフランス革命の成果を守るために、改憲派の革命家たちがナポレオンを担いで、権力の座に引き上げた事件として理解し、革命家たちの視点に立って考察する。革命期に発展した民主主義を、思いどおりに制御できなかった革命家たちが、まさにその民主主義のなかから権威主義体制を形成していく具体的な過程を、派閥の動向、憲法や選挙制度、地方行政の改革を通して明らかにする。
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