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沈黙の中世史~感情史から見るヨーロッパ~(ちくま新書 1805)
後藤 里菜
著
発行年月 |
2024年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
313p,5p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ヨーロッパ史 |
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ISBN |
9784480076359 |
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商品コード |
1038610970 |
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NDC分類 |
230.4 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年08月3週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2024/08/10、読売新聞 2024/08/25 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038610970 |
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著者紹介
後藤 里菜(著者):後藤 里菜(ごとう・りな):1986年、愛知県生まれ。2020年、東京大学大学院総合文化研究科博士(学術)取得。現在、青山学院大学文学部史学科准教授。専門・関心は、西洋中世史、心性史、女性神秘家。著作に『〈叫び〉の中世』(名古屋大学出版会)がある。
内容
中世は「暗黒の時代」ではない――。
祈る人、戦う人、働く人、そして沈黙を破る人たちをめぐる、中世世界のガイドブック。14ページに及ぶ、豊富な読書案内付き。
声と音が生活の大部分を占め、音のない言葉が例外的なごく一部の人々の間に限定された時代があった。本書が光を当てる中世ヨーロッパ(西暦でおよそ500?1500年)とは、そういう時代である.騒々しい世界のなかで、沈黙とはいかなるかたちでありえたのか。修道院の静寂、服喪の嘆き、聖なる沈黙……。新進の中世史家による、感情史の魅力を伝える一冊。