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AIは「月が綺麗ですね」を理解できるか?~愛と人工知能を哲学する~(SB新書 664)
岡本裕一朗
著
発行年月 |
2024年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
271p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/哲学/言語哲学 |
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ISBN |
9784815625832 |
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商品コード |
1038615524 |
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NDC分類 |
801.01 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年09月3週 |
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書評掲載誌 |
産経新聞 2025/01/26 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038615524 |
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著者紹介
岡本裕一朗(著者):玉川大学名誉教授。1954年、福岡県生まれ。九州大学大学院文学研究科哲学・倫理学専攻修了。博士(文学)。九州大学助手、玉川大学文学部教授を経て、2019年より現職。西洋の近現代哲学を専門とするほか、哲学とテクノロジーの領域横断的な研究も行う。著書に、『哲学100の基本』(東洋経済新報社)、『フランス現代思想史』(中央公論新社)、『いま世界の哲学者が考えていること』(朝日新聞出版)などがある。
内容
古くから、それはきっと人類が誕生したころから、“愛”という概念、感情は存在している。抽象的で捉えられないその感情は、言葉なくして表せられない。
そうしたヒトの感情を、「AIという存在は理解できない」「人の仕事がAIに奪われているとは言いつつも、感情を伴う仕事は奪われることはない」と人々は言う。しかしそれは、真実だろうか――?
そこで本書では、さまざまなフィクションにおける「愛にまつわる言葉」を紹介。その言葉の意味や、性愛・友愛・家族愛・推しへの愛などの、人が持つ“愛”について、AIは理解できるのか、そもそも言葉を理解できるとは、愛を理解できるとはどういうことなのかなどを、言語哲学の視点から解説・検討する。