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書評掲載

翡翠色の海へうたう(角川文庫 ふ48-1)

深沢 潮  著

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価格 \858(税込)         

発行年月 2024年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 262p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784041151570
商品コード 1038679385
NDC分類 913.6
書評掲載誌 朝日新聞 2024/08/24
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038679385

著者紹介

深沢 潮(著者):東京都生まれ。2012年「金江のおばさん」で第十一回「女による女のためのR-18文学賞」大賞を受賞。著書に受賞作を含む『ハンサラン 愛する人びと』(文庫版『縁を結うひと』)『ひとかどの父へ』『緑と赤』『伴侶の偏差値』『ランチに行きましょう』『あいまい生活』『海を抱いて月に眠る』などがある。

内容

派遣社員、彼氏なし、家族とは不仲。冴えない日々を送る葉奈は作家になる夢を叶えるべく、次の投稿作のテーマを探していた。そんな中、推していたアイドルの投稿に「あなたがそんな人だったなんてがっかりした」というコメントがついていることに気付く。どうやらアイドルが慰安婦女性など性被害に遭った人たちを支援するブランドを着ていたことで炎上が起こったらしい。ファンの間でも賛否両論の意見が起
こる中、葉菜はタブーとされるが故に女性たちの記録がきちんと伝わっていないことを知る。戦時中の沖縄を舞台に勝負作を書くことを決意した葉菜は取材のために沖縄へと飛ぶが、そこでイメージしていた女性たちの姿と、証言者たちが語る彼女たちの姿に乖離がある事に気付く。そして取材対象者の女性から、「当事者ではないあなたが、どうして書くのか」と覚悟を問われ――。

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