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書評掲載

雨の日~句集~

宇多 喜代子  著

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価格 \2,970(税込)         

発行年月 2024年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 199p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784041152089
商品コード 1038679485
NDC分類 911.368
書評掲載誌 毎日新聞 2024/09/16
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038679485

著者紹介

宇多 喜代子(著者):昭和10年(1935)、山口生まれ。昭和45年、桂信子の「草苑」創刊に参加。昭和53年より同誌編集長を務める。昭和57年、第29回現代俳句協会賞受賞。平成13年、句集『象』(角川書店刊)で第35回蛇笏賞を受賞。平成14年、紫綬褒章を受章。句集に『記憶』『宇多喜代子俳句集成』(以上、KADOKAWA刊)、著作に『ひとたばの手紙から 戦火を見つめた俳人たち』(角川ソフィア文庫)『新版 里山歳時記』(角川俳句ライブラリー)ほかがある。現在、俳誌「草樹」会員代表。日本芸術院会員。

内容

ひとつぶの雨はひとすじに結ばれて、やがておおきな水のかたまりとなる。
「山はおおきな水のかたまり」
祖母から教えられた言葉は、自然観と生活信条の礎となった。
雨や風や太陽や水、なにより清新な森の匂い――。
身辺のものは、みな愛おしく、いつしか当たり前のことを当たり前に詠めるようになった。
俳句には退屈がない。
「山桜山のさくらと咲き並ぶ」
「桜どき足もとにまでものの影」
「厭戦のかたちの葎雨しとしと」
「透明な一品をもて夏の膳」

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