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人生と闘争~清水幾太郎の社会学~
品治 佑吉
著
発行年月 |
2024年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
332p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会学/社会学理論・学説史・社会思想 |
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ISBN |
9784560091128 |
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商品コード |
1038679539 |
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NDC分類 |
361.21 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年09月1週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2024/09/15、日本経済新聞 2024/09/21、読売新聞 2024/09/29 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038679539 |
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著者紹介
品治 佑吉(著者):1985年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会学)。現在、立教大学大学院社会デザイン研究科助教。主な著書に「清水幾太郎」『戦後日本の社会意識論』(共著、有斐閣)、「戦後日本の読書と人生」『戦後日本の学知と想像力』(共著、吉田書店)、「戸田貞三における集団概念と社会認識」『社会学史研究』38号他。
内容
清水幾太郎ほど毀誉褒貶のある人物はいない。
東京帝国大学社会学研究室からの「破門」、マルクス主義を標榜しての社会学攻撃、進歩的文化人・安保同伴知識人として活躍、そして「転向」と核武装論……
しかしながら、清水は社会学者としての長いキャリアにわたって、必ずしも場当たり的に翻身を繰り返していたわけではない。その膨大な業績を改めて振り返る時、いくつかの重要な主題によって貫かれていることを見出すことができる。
とりわけ、本書が注目するのは、彼が自伝の執筆を通じて、「人生」を語る社会学者であったという点である。清水は自身の晩年期においてではなく、むしろそのキャリアの盛期を通じて、繰り返し自身の自伝を書き連ねてきた。
さらに興味深いのは、社会学的な著述においても、しばしば回想風の叙述スタイルを採用していることである。これは単に自分語りが好きだったわけではなく、清水にとって社会学とは、人それぞれの人生のなかの「闘争」を捉える試みであったことによる。「社会学は人生から生まれ、人生へ帰っていく」という言葉がなによりそのことを語っている。
清水へのまったく新しいアプローチ!