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朝鮮植民地戦争~甲午農民戦争から関東大震災まで~(問いつづける民衆史 1)
愼 蒼宇
著
発行年月 |
2024年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
430p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/アジア・オセアニア史 |
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ISBN |
9784908672767 |
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商品コード |
1038709587 |
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NDC分類 |
221.05 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年09月1週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2024/08/17、朝日新聞 2024/11/09 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038709587 |
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内容
朝鮮の人びとは甲午農民戦争以降、50年以上にわたって日本の侵略と植民地戦争にさらされ続けた。それは彼我の力が圧倒的に違う「非対称戦争」であるがゆえに凄惨なジェノサイドを伴い、その延長線上に関東大震災時の朝鮮人虐殺は起こったのである。平時のない植民地戦争のなかで虐殺体験や朝鮮民衆への憎悪・恐怖を内面化した日本軍人・兵士たちと、その暴力にさらされながらも抵抗し続けた朝鮮民衆の姿を通して、植民地近代論のように、抵抗の領域を歴史の表舞台から周辺化しようとする傾向を批判し、日本近代史に圧倒的に不在だった植民地戦争の実態を描き出す。