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書評掲載

雷龍楼の殺人

新名 智  著

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発行年月 2024年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 282p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784041152102
商品コード 1038710444
NDC分類 913.6
書評掲載誌 産経新聞 2024/08/25
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038710444

著者紹介

新名 智(著者):1992年生まれ。長野県上伊那郡辰野町出身。早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。在学中はワセダミステリクラブに所属。2021年『虚魚』で第41回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〈大賞〉を受賞し、デビュー。その他の著作に『あさとほ』『きみはサイコロを振らない』がある。

内容

富山県の沖合に浮かぶ油夜島。この島にある外狩家の屋敷「雷龍楼」では2年前、密室で4人が命を落とす変死事件が起こった。事件で両親を失った中学生の外狩霞は、東京にいるいとこ・穂継の家へ身を寄せていたが、下校途中、何者かに誘拐される。霞に誘拐犯は、彼女を解放する条件となる「あるもの」を手に入れるため穂継が雷龍楼へ向かったと告げる。しかし穂継が到着した夜、殺人事件が発生。その状況は2年前と同じ密室状態で、穂継は殺人の疑いをかけられる。穂継が逮捕されると目的のものが手に入らないばかりか、警察に計画を知られてしまう。穂継の疑いを晴らしたければ協力しろ、と誘拐犯に迫られた霞は、「完全なる密室」の謎解きに挑む。

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