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書評掲載

文人・文士・食通が綴った絶品あゆ料理~香り立つ究極の推しメニュー~

世良康  著

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価格 \2,200(税込)         

発行年月 2024年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 303p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/生活科学/生活科学
ISBN 9784864477413
商品コード 1038805476
NDC分類 596.35
基本件名 料理-魚
書評掲載誌 東京・中日新聞 2024/10/26
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038805476

内容

鮎。日本を代表する川魚であり、その香気から「香魚」とも呼ばれ、江戸時代には多摩川の鮎が「御用鮎」として幕府に上納されていました。長良川郡上の鵜飼い漁も有名です。釣りの世界では縄張りをもつ習性を利用して「オトリ鮎」で野鮎を掛ける友釣り、絢爛豪華な毛バリ釣り、また最近は若い人の間でルアーの鮎釣りが流行の兆しを見せています。

本書はそんな鮎の「味」に焦点をあてた一冊。繊細優美な天然鮎の味わいにほれ込んだ20名の“香魚の礼賛者”たち=文人、美食家、農学者、料理人らが鮎の味と料理について思いのたけを綴り、語った文章を、著者が著作などから一つ一つ根気よく探し当て、”味わい深い”鮎の味覚の物語を紡ぎ出してゆきます。

押し寿司、鮎飯、瀬越、姿ずし、焼きジュー、活き鮎の洗い、落ち鮎の腹の子(卵)、鮎田楽、釣瓶鮓、塩焼……いずれも際立つその描写は、目を閉じればまぶたに料理が浮かび、言葉から立ち上がる味覚が舌を、香りが鼻腔をくすぐってやみません。

今まで、ありそうでなかった文章による「鮎の味」、現代の食通を唸らせる内容です。

目次

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