【MeL】自壊する「日本」の構造
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内容
目次
自壊する日本の「原像」 長谷川雄一 ――序にかえて 1 内務省警保局発「外国軍駐屯地に於る慰安施設に関する件」/2「国体」から「国体」へ/3 理念なく、もたれ合う日本の組織の病理/4 不平等な対米関係に甘んずる日本という国/5 弱者と「犠牲のシステム」 新自由主義の隆盛と日本 水野和夫 ――資本に『隷属への道』を敷設する新自由主義 1 新自由主義経済で不自由が増し生活は困窮――255兆円に相当する自由の消滅/2 サラマンカ学派と新自由主義――公正価格は神のみが知る/3 リアル・エコノミーvs.シンボル・エコノミー――資本に『隷属する道』へ/4 定常状態vs.成長経済――中庸か極端かの選択 「異形」の安全保障と沖縄 豊田祐基子 ――日米関係史の中で はじめに――「要石」から」「最前線」へ/1 「潜在主権」と天皇メッセージ 講和条約第三条の意味/2 抗議しない日本、現状維持という選択/3 「核抜き・本土並み」返還がもたらしたもの/4 「国内 問題」としての沖縄/おわりに――二つの戦争とブルースカイ 自壊するマスメディアからジャーナリズムを救出できるか 畑仲哲雄 はじめに/1 腐食の断面/2 産業的な凋落/3 権力の愛玩犬か、民主主義の番犬か/おわりに なぜいま映画『教育と愛国』を通して政治を考えるのか 斉加尚代 1 山口と大阪は、映画『教育と愛国』で繋がる/2 歴史教科書「学び舎」への攻撃と日本書籍の倒産/3 維新の会の誕生と橋下徹氏の政治手法/4 東大名誉教授、伊藤隆氏から見えたもの/5 観客が育ててくれた映画。その反応と広がり、山口でも/6 沖縄戦から見える教育と政治的強要とは/7 平井美津子さんと教え子の感想/8 閣議決定というマジック/9 教育とメディア、そしてアカデミズムの可能性 日本の政党政治は自壊するのか 松岡信之 ――政治の対立軸と選挙制度 はじめに/1 政治的対立軸の弱さ/2 小選挙区をめぐる自民党の策動/3 立憲民主党、新たな対立軸の模索/おわりに 日本的ナルシシズムという構造と自壊 堀有伸 はじめに/1 日本文化を貫く傾向としてのアンチ・ロゴス主義/2 藤田省三による『天皇制国家の支配原理』の研究/3 エディプス・コンプレックスと原始的防衛機制をめぐる精神分析的な議論/4 反復される国体の病理/むすびに――日本的ナルシシズムを乗り越えるための試論 「極東事項」の崩壊 栗田尚弥 ――米軍第一軍団司令部のキャンプ座間移転をめぐって はじめに/1 キャンプ座間の誕生と在日米陸軍司令部の開設/2 第一軍団司令部のキャンプ座間移転計画/3 司令部移転反対の動きに対する〈アメ〉と〈ムチ〉/4 アジアへのリバランス――「極東」の範囲を超える第一軍団の管轄/おわりに 核・原子力政策における日本の失敗と「ジレンマ」 鈴木達治郎 ――学べぬ国日本の構造的課題 はじめに/1 日本の原子力政策の失敗――夢のエネルギーから負の遺産へ/2 日本の核政策の失敗――核廃絶のリーダーから核抑止依存症へ/3 結論――失敗からの教訓と今後への示唆 統一教会と現代日本の政教関係 島薗進 ――公共空間を脅かす政教のもたれ合いと宗教右派 1 統一教会の抑圧・搾取・収奪と「祝福」の教え/2 攻撃的な隔離型教団が成長を続けられた要因/3 1970年代後半から1980年代へ/4 80年代の暴力事件と米国での展開/5 批判されにくかった統一教会/6 90年代にも捜査がなされなかった/7 2000年代以降に持ち越された問題/8 三つの段階と二つの側面/おわりに――公共空間の危機 あとがき
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