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説話文学研究の海図~説話文学会60周年記念論集~
説話文学会
編
発行年月 |
2024年06月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
383p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784867660560 |
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商品コード |
1038809783 |
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NDC分類 |
913.37 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年08月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038809783 |
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著者紹介
説話文学会(編者):1962年創設。2022年に設立60周年を迎えた学会。近年は例会を年3回、大会を年1回開催している。学会誌『説話文学研究』を年1回刊行。
http://www.setsuwa.org/
内容
説話文学研究は、どのような経緯を経てどのような現状にあるのか、そして今後どのような未来に向かっていこうとしているのか。
六〇年の歴史の中で大きく方向性を変え、文学研究の中でも広く国際的・学際的方向に舵を取って進んできた、説話文学会。人文科学総体が危機を迎えているともいえる現在、その進路は果たして今後の指針となり得るのか。二〇二三年七月に開催された六〇周年記念大会を中心に、座談会やエッセイを加えて、それらを考える。
現在の説話文学研究は、「説話」という概念自体の拡大と共に、文学研究の学際化に伴って、美術史・宗教史等々との境界を越えつつある。その最前線の様相を荒木浩・伊藤聡・肥田路美の三氏により紹介。シンポジウムでは、中国の仏伝文学である『釈氏源流』をとりあげ、小峯和明・吉原浩人・山本聡美・河野貴美子の四氏に加え、コメンテーターとして張龍妹・李銘敬の二氏により国際的かつ学際的な研究課題に取り組む。ラウンドテーブルでは、本井牧子・牧野淳司・恋田知子・高橋悠介の四氏に、研究の現状や課題をお話いただいた。
座談会「説話研究の未来―一〇〇年後の研究はありうるか?」ではハルオ・シラネ、渡辺麻里子、陸晩霞、趙恩馤、小峯和明の各氏により語り合っていただき、ベテランから若手まで一四名によるエッセイも収録。
新たな資料や視点を拒むことなく、変化流動しつつも前進してきた説話文学会とその研究の、過去・現在・未来を照らす書。
執筆は、佐伯真一/荒木 浩/伊藤 聡/肥田路美/小峯和明/吉原浩人/山本聡美/河野貴美子/張 龍妹/李 銘敬/近本謙介/本井牧子/牧野淳司/恋田知子/高橋悠介/渡辺麻里子/陸 晩霞/趙 恩馤/ハルオ・シラネ/高橋 貢/阿部泰郎/伊東玉美/石川 透/齋藤真麻理/杉山和也/田中貴子/目黒将史/森 正人/阿部龍一/Ivo SMITS/琴 榮辰/高 陽/PHAM Le Huy。