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ヨーロッパ近世史(ちくま新書 1811)
岩井 淳
著
発行年月 |
2024年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
349p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/ヨーロッパ史 |
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ISBN |
9784480076373 |
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商品コード |
1038825012 |
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NDC分類 |
230.5 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年09月3週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2024/11/24 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038825012 |
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著者紹介
岩井 淳(著者):岩井 淳(いわい・じゅん):1956年、岐阜県生まれ。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(史学)。静岡大学人文社会科学部教授などをつとめる。静岡大学名誉教授。専門はイギリス近世・近代史。おもな著書に、『ピューリタン革命の世界史』(ミネルヴァ書房)、『ピューリタン革命と複合国家』(世界史リブレット、山川出版社)、『千年王国を夢みた革命』(講談社選書メチエ)、『複合国家イギリスの地域と紐帯』(共編著、刀水書房)、『比較革命史の新地平』(共編著、山川出版社)、『ヨーロッパ複合国家論の可能性』(共編著、ミネルヴァ書房)、『複合国家イギリスの宗教と社会』(編著、ミネルヴァ書房)などがある。
内容
ヨーロッパ史において「近世」とはいかなる時代か。宗教改革からフランス革命にかけてのこの時期は、ときに「近代」の準備段階とみなされ、ときに「長い中世」の一部とされてきた。だが近年、複合国家論などが提唱されるなかで、中世とも近代とも異なる独自の時代として近世を位置づける動きが広がっている。では、その独自性とは何か。近世を多様な地域が複雑に絡み合う歴史的空間と捉え、人やモノのグローバルな移動に注目することで、これまで教科書などでは十分に語られてこなかったその複雑なうねりをダイナミックに描き出す。