内容
ガスクロマトグラフィー(GC)で分離・検出を行う際の、ユーザーの疑問点や課題をQ&A形式で簡潔に解説した実用書。
1章では分離の理論や、カラムの種類やそれぞれのカラムの利点・欠点、カラムの取扱いについて解説する。2章では検出・定量の基礎から、さまざまな検出器の原理や検出法、管理の仕方だけではなく、分離が確実に行われたどうか確認するための定量・データ処理操作まで扱う。
GC初心者から中堅の方まで、実験をはじめる前の予習として、また、実験をする際の参考書として、実際に活用できる一冊。
改訂にあたり、Questionの全面的な見直しと解説内容の更新を行った。また、近年のヘリウムガスの世界的な不足を踏まえた内容にしている。