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英語で日本語を考える(ちくま文庫 か21-3)
片岡 義男
著
発行年月 |
2024年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
187p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/英語 |
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ISBN |
9784480439703 |
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商品コード |
1038825042 |
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NDC分類 |
830.4 |
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本の性格 |
語学 |
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新刊案内掲載月 |
2024年09月3週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2024/10/13 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038825042 |
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著者紹介
片岡 義男(著者):片岡 義男(かたおか・よしお):1939年東京生まれ。早稲田大学在学中にコラムの執筆や翻訳を始める。74年「白い波の荒野へ」で小説家としてデビュー。翌年には「スローなブギにしてくれ」で第2回野性時代新人文学賞受賞。小説、評論、エッセイ、翻訳などの執筆活動のほかに写真家としても活躍している。『10セントの意識革命』『彼のオートバイ、彼女の島』『日本語の外へ』『東京22章』『万年筆インク紙』『珈琲が呼ぶ』『窓の外を見てください』『いつも来る女の人』『言葉の人生』ほか多数の著書がある。
内容
Q 英語でなんて言う?
「ことの自然ななりゆき」
「でも私って、いつもそうだから」
「きみがいてくれるなら、この世のなかも捨てたものじゃないよ」
例えば、「地元産」は英訳すると“locally grown”。「産出された」あとの状態を示す「産」が“grow”という動詞を用いて表される、とても英語らしい言いかただ。この表現の違いとはなんだろう。英語を鏡にして写し出される日本語の構造や性能、また立ち現れてくる強さや弱さなどについて、小説家である著者が考える。
解説 倉林秀男