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書評掲載

風の楯~山下由理子句集~

山下由理子  著

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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2024年07月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 196p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784781416731
商品コード 1038975956
NDC分類 911.368
書評掲載誌 毎日新聞 2024/11/25
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038975956

著者紹介

山下由理子(著者):1958年 福島県生まれ
1995年 「狩」入会
1999年 毎日俳壇賞
2001年 第23回狩座賞
2002年 「狩」同人 俳人協会会員
2007年 第一句集『野の花』上梓
2008年 第30回「狩」弓賞
2019年 「狩」終刊により「香雨」入会
現 在 「香雨」同人 俳人協会幹事 俳人協会埼玉県支部世話人

内容

◆第二句集

枯蓮の水を支へに立ち尽す
ひぐらしの声の汀を歩みゆく
春風や便箋を買ひ花を買ひ
第一句集から16年、その間の作品は素材が広がり、さまざまな叙法が試みられている。多彩な季語の使用にも工夫があり、読み終わった後のすがすがしさが山下さんの俳句の魅
力である。
片山由美子


◆自選十二句
踝のふたつに夏の来たりけり
満天の星に乾かす登山靴
合流を拒む本流男梅雨
足跡のふかぶか残り落し水
露けしや金色堂の覆堂
始まりの波を大きく紙を漉く
おほかたの杭の傾き雪解どき
来し方のとざされてゆく花吹雪
青空の奥処を得たる木守柿
小粒なる秩父の柚子の柚子湯かな
旅鞄にまで飛び来て波の花
かざす手のほかは暮れゐて夕焚火

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