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書評掲載

一場の夢と消え

松井 今朝子  著

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価格 \2,420(税込)         

発行年月 2024年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 413p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784163918877
商品コード 1038978100
NDC分類 913.6
基本件名 近松門左衛門-小説
個人件名 近松/門左衛門
書評掲載誌 産経新聞 2024/09/22、日本経済新聞 2024/10/05、読売新聞 2024/11/17
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038978100

内容

絶賛、続々!


〈実〉を緻密に積み上げ、〈虚〉の世界から情を迸らせる。
読みながら、何度もぞくりとした。本作は、虚実皮膜のギリギリを攻める近松の浄瑠璃と地続きにある。 ——平松洋子

生真面目で切なくて、色っぽい。虚と実の間に立ち昇る、近松の真実(リアル)。圧巻の芸道小説だ。 ——朝井まかて
    
『曾根崎心中』『国性爺合戦』など、
数多の名作を生んだ日本史上最高のストーリーテラー・近松門左衛門
創作に生涯を賭した感動の物語。


越前の武家に生まれた杉森信盛は浪人をして、京に上っていた。後の大劇作家は京の都で魅力的な役者や女たちと出会い、いつしか芸の道を歩み出すことに。竹本義太夫や坂田藤十郎との出会いのなかで浄瑠璃・歌舞伎に作品を提供するようになり大当たりを出すと、「近松門左衛門」の名が次第に轟きはじめる。その頃、大坂で世間を賑わせた心中事件が。事件に触発されて筆を走らせ、『曽根崎心中』という題で幕の開いた舞台は、異例の大入りを見せるのだが……。


書くことの愉悦と苦悩、男女の業、家族の絆、芸能の栄枯盛衰と自らの老いと死——
芸に生きる者たちの境地を克明に描き切った、近松小説の決定版

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