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ヒトラーとスターリン~独裁者たちの第二次世界大戦~

ローレンス・リース  著

布施由紀子  翻訳
在庫状況 有り  お届け予定日 3~4日  数量 冊 
価格 \6,050(税込)         

発行年月 2024年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 712p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/考古学・古代史
ISBN 9784622097211
商品コード 1038982614
NDC分類 209.74
基本件名 世界大戦(第二次)
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年09月4週
書評掲載誌 毎日新聞 2024/11/09
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038982614

著者紹介

ローレンス・リース(著者):(Laurence Rees)イギリスの歴史家。1957年生まれ。1978年、BBCに入社。1994年、歴史番組の責任者となり、第二次世界大戦にかんする番組を多数制作、英国アカデミー賞、ピーボディ賞、グリアソン賞、放送記者組合賞、国際ドキュメンタリー賞、エミー賞を受賞。2008年、BBCを退社し、マルチメディア教育ウェブサイトWW2History.comを立ち上げる。独立系制作会社LR Historyで歴史番組を制作。2009年、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの研究員に就任。2005年にシェフィールド大学から、2011年にオープン大学から、名誉博士号を授与される。ナチや第二次世界大戦について9冊の著作がある。主な著書に、Auschwitz: the Nazis and the Final Solution(2006、英国図書賞・歴史書部門を受賞)、The Holocaust: A New History(2017)がある。*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。
布施由紀子(翻訳):(ふせ・ゆきこ)翻訳家。訳書に、タース『動くものはすべて殺せ』(みすず書房、2015)、ウチヤマ『日本のカーニバル戦争』(みすず書房、2022)、スナイダー『ブラッドランド』(筑摩書房、2015)、ホックシールド『壁の向こうの住人たち』(岩波書店、2018)、ハーゲドーン『スリーパー・エージェント』(作品社、2024)、シュローサー『核は暴走する』(河出書房新社、2018)、マン『魔術師と予言者』(紀伊國屋書店、2022)ほか多数。*ここに掲載する略歴は本書刊行時のものです。

内容

「これは歴史の本ではあるが、現代と密接にかかわる本でもあるとわたしは思っている。この世界にはいまだに多くの独裁者がいて、そのうちの何人かは、わたしたちを破壊する手段を手にしているからだ。」
20世紀最大の独裁者ヒトラーとスターリン。直接顔を合わせることはなかったが、敵対というかたちで濃密な関係をもった。
最初の短い同盟関係ののち、両者が激突した独ソ戦では、周辺国を巻き込んで大量の人々が殺害された。戦闘だけではなく、集団強制移住や人為的飢饉という政策によって、夥しい人々が犠牲になった。そしてユダヤ人絶滅政策という史上最悪の所業が行われた。
BBCで歴史ドキュメンタリーを制作してきたローレンス・リースは、長年の取材の中で、第二次世界大戦を生きた多くの人の声を聞いた。元兵士や将校、強制収容所の体験者、占領地の民間人…これら未公開の証言が、本書ではふんだんに活かされている。
自らのユートピアを実現しようとして、地上の地獄を作り上げた独裁者たち。強大な権力で人々を支配し、戦争に導いたその政治体制を比較し、第二次世界大戦をかつてないかたちで明らかにする。

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