著者紹介
木村雄治(編者):ポラリス・キャピタル・グループ株式会社 代表取締役社長。
1985年株式会社日本興業銀行(現株式会社みずほ銀行)に入行し、国内外コーポレートファイナンスや証券業務を担当。興銀証券(現みずほ証券株式会社)では社債・株式引受業務を主導。その後みずほ証券でプライベートエクイティ部長として自己勘定投資業務を立ち上げる。2004年9月ポラリスを創業し、代表取締役社長就任。日本プライベートエクイティ協会長(2019~2021年)。2020年4月より京都大学経営管理大学院客員教授を務める。著書に『ポラリス・キャピタリズム』(ダイヤモンド社)、『しがらみ経営』(共著)(日本経済新聞出版社)、『ポストコロナ時代のプライベート・エクイティ』(共著)(金融財政事情研究会)。
内容
本書は、編著者が属するポラリスが創立以来バイアウトファンドとして歩んできた20年の軌跡を振り返りながら、日本におけるプライベート・エクイティ・ビジネスの歴史と現状、そして将来の永続的発展に向けた課題と可能性について概観する。プライベートエクイティに従事するビジネスパーソンだけでなく、この業界にこれまで縁のなかった社会人やこれから実業界で働くことになる学生などの一般読者の「学び」にも役に立つものである。
【本書の構成】
序章:新たな金融を切り拓くプライベート・エクイティ
パートⅠ:プライベート・エクイティの歴史と発展 ~バイアウトの歴史を辿る~
パートⅡ:PEファンド運営会社の“経営”とは
パートⅢ:プライベート・エクイティの現在
パートⅣ:プライベート・エクイティのポテンシャルと将来に向けた役割