丸善のおすすめ度
翻訳をジェンダーする(ちくまプリマー新書 469)
古川 弘子
著
発行年月 |
2024年09月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
256p |
---|
大きさ |
18cm |
---|
|
ジャンル |
和書/人文科学/言語学/翻訳論 |
---|
|
|
ISBN |
9784480684967 |
---|
|
商品コード |
1039170673 |
---|
NDC分類 |
801.7 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2024年10月3週 |
---|
書評掲載誌 |
読売新聞 2024/10/27、日本経済新聞 2024/11/30 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039170673 |
---|
著者紹介
古川 弘子(著者):古川 弘子(ふるかわ・ひろこ):東北学院大学国際学部教授。早稲田大学政治経済学部卒業後、出版社で雑誌編集と書籍編集に携わったのち、2011年に英国イースト・アングリア大学で博士課程を修了(Ph.D. in Literary Translation)。同大学でのポストドクターを経て2012年より東北学院大学に勤務。主にジェンダーの視点による文学翻訳研究を行っている。共編著書に『The Palgrave Handbook of Literary Translation』(Palgrave Macmillan 2018)、共著書に『Tsuji, Interpreters in and Around Early Modern Japan』(Palgrave Macmillan 2023)、『Translating Women』(Routledge 2017)などがある。
内容
翻訳された言葉には必ずわたし達の社会があらわれ、
そして翻訳されたものは社会に影響を与える。
翻訳小説の女性達は原文以上に「女らしい」言葉で訳されていることがあります。翻訳と社会とわたし達の密接な関係を読みとき、性差別をなくすための翻訳、社会に抗する翻訳の可能性を探る一冊。
「はじめに」より一部抜粋
翻訳には、それまでにあった古い考えにとらわれない、新しい言葉を生み出す可能性があります。そして、社会の中に存在しなかったり、埋もれたりしている概念を言葉によって「見える化」したり、それまでの偏った見方を変えたりする力があります。