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書評掲載

逆境~大正警察事件記録~(講談社文庫 や86-1)

夜弦 雅也  著

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価格 \869(税込)         

発行年月 2024年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 322p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784065370025
商品コード 1039181980
NDC分類 913.6
書評掲載誌 東京・中日新聞 2024/09/21
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039181980

著者紹介

夜弦 雅也(著者):福岡県出身。愛媛大学理学部卒業後、企業で法規関連などの業務に携わる。2021年、歴史冒険小説『高望の大刀』で第13回日経小説大賞受賞して作家デビュー。翌22年、同作品で第5回細谷正充賞を受賞する。

内容

明治の末に刑事課の大改造を行われ、大正時代になると警視庁ではやっと科学捜査が始まった──熱血刑事の事件簿・書下ろし警察小説!

明治44年(1911年)、警視庁は大改革を行い、日本初の鑑識課を設置。世界でも早期に科学捜査の一つ「指紋捜査」を開始した。それまでの刑事捜査は、江戸時代の「岡っ引き方式」を引き継いで個人による手柄競争が奨励され、検挙率は3割を超えない低さだったのだ。本庁捜査係の虎里武蔵は、「眼力でピストル強盗を逮捕した男」として名を馳せ、板橋署から引き抜かれた優秀な刑事。その武蔵が非番の日に電報で呼び出される。東京府西多摩郡の山村で6歳の少女の死体が見つかったのだ。武蔵は麹町の下宿から青梅町に向かい、山中の遺体遺棄現場に臨場した。現場では円匙(スコップ)が見つかり、早速新たな科学捜査として、指紋が採取される。驚いたことにその指紋は少女の父親のものと一致し、最重要容疑者に浮かび上がる。だが武蔵は、犯行動機に疑問を感じて……。

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