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無垢なる花たちのためのユートピア(創元文芸文庫 LAか1-1)
川野 芽生
著
発行年月 |
2024年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
358p |
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大きさ |
15cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784488803131 |
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商品コード |
1039195189 |
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NDC分類 |
913.6 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2024/10/05、日本経済新聞 2024/10/19 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039195189 |
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著者紹介
川野 芽生(著者):川野 芽生
1991年神奈川県生まれ。東京大学大学院単位取得満期退学。2018年「Lilith」三十首で第29回歌壇賞を受賞し、20年に第一歌集『Lilith』を上梓。同書は21年、第65回現代歌人協会賞を受賞した。他の著作に、小説『月面文字翻刻一例』『奇病庭園』『Blue』、評論『幻象録』、歌集『星の嵌め殺し』などがある。
内容
楽園に一番近いはずの船のなかで、
一体なにが起きていたのか。
言葉によって現実を作り変える
いま最も注目される作家、川野芽生の初小説集
純粋無垢な少年たちとその指導者を乗せ、天空をゆく船。最も楽園に近いはずの船上で起きた悲劇と、明らかになる真実とは(「無垢なる花たちのためのユートピア」)。人間が人形へと変化してしまう病が流行った村で、ひとり人間のままの姿で救出された少女は、司祭のもとで手厚く看病される。しかし怪我が癒え、うつくしさを取り戻した少女は限りなく人形に近づいているようで……(「人形街」)。歌人・小説家川野芽生の初小説集、待望の文庫化。
■目次
「無垢なる花たちのためのユートピア」
「白昼夢通信」
「人形街」
「最果ての実り」
「いつか明ける夜を」
「卒業の終わり」