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在野と独学の近代~ダーウィン、マルクスから南方熊楠、牧野富太郎まで~(中公新書 2821)
志村真幸
著
発行年月 |
2024年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
288p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/総記/総記/知識・学問・学術 |
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ISBN |
9784121028211 |
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商品コード |
1039205725 |
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NDC分類 |
002 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年10月4週 |
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書評掲載誌 |
読売新聞 2024/10/27、日本経済新聞 2024/11/02 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039205725 |
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著者紹介
志村真幸(著者):志村真幸 慶應義塾大学文学部准教授,南方熊楠顕彰会理事.1977年神奈川県生まれ.慶應義塾大学文学部卒業.京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程単位取得退学.博士(人間・環境学). 著書『日本犬の誕生』(勉誠出版,2017年),『南方熊楠のロンドン』(慶應義塾大学出版会,2020年/サントリー学芸賞〔社会・風俗部門〕,井筒俊彦学術賞),『熊楠と幽霊』(集英社インターナショナル新書,2021年),『未完の天才 南方熊楠』(講談社現代新書,2023年). 編著『異端者たちのイギリス』(共和国,2016年),『動物たちの日本近代』(ナカニシヤ出版,2023年),『南方熊楠の生物曼荼羅 生きとし生けるものへの視線』(三弥井書店,2024年)ほか.
内容
近代に入り、大学などの研究機関が整備される中、在野で独学に打ち込むという道を歩んだひとびともいた――。
本書は、柳田国男に「日本人の可能性の極限」と評された南方熊楠を軸とし、ダーウィン、マルクスから福来友吉、牧野富太郎、三田村鳶魚ら、英日の独学者の姿を描き出す。さらに知のインフラとしての郵便、辞書、雑誌、図書館などにも着目。
近代の独学者たちの営みは、現在の「知」をも照らすだろう。