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「戦後」を読み直す~同時代史の試み~(中公選書 153)
有馬学
著
発行年月 |
2024年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
277p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/日本史 |
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ISBN |
9784121101556 |
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商品コード |
1039205740 |
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NDC分類 |
210.76 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年10月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2024/11/16、読売新聞 2024/12/08 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039205740 |
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著者紹介
有馬学(著者):有馬学
1945年北京生まれ。鹿児島県出身。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。九州大学文学部講師・助教授を経て、1994年より同大学教授。同大学大学院比較社会文化研究科教授を経て、2009年3月退職。2012年より福岡市博物館総館長(~2024年)。九州大学名誉教授。著書に『「国際化」のなかの帝国日本』(〈日本の近代〉4、中央公論新社、1999年)、『帝国の昭和』(〈日本の歴史〉23、2002年)など。
内容
戦後八〇年――。列島史レベルの社会変動を経験したこの時代をどう理解するか。敗戦の年に生まれた著者が、時代を照らし出した書物――小学校の教科書、むのたけじ『たいまつ十六年』、山口瞳『江分利満氏の優雅な生活』、六〇年代の『暮しの手帖』、徳大寺有恒『間違いだらけのクルマ選び』等々――を「今」読み返し、誰の目にも自明だと思われた事柄がどのように存在し、それらがどのように消えていったのか、その過程を追う。