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制裁~国家による外交戦略の謎~
ブルース・W・ジェントルスン
著
本多 美樹
翻訳
発行年月 |
2024年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
320p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/政治学/国際関係論 |
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ISBN |
9784560091296 |
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商品コード |
1039212663 |
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NDC分類 |
319 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年10月4週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2024/11/09 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039212663 |
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著者紹介
ブルース・W・ジェントルスン(著者):Bruce W. Jentleson1951年、米ニューヨーク生まれ。1975年、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)にて修士号、1983年、米コーネル大学にて博士号を取得し、現在はデューク大学公共政策教授、政治学教授。「ブリッジング・ザ・ギャップ(Bridging the Gap)」のシニアアドバイザーでもある。受賞歴に、「1985年 米国政治学会ハロルド・D・ラスウェル賞」(博士論文)、「2018年 APSA国際安全保障部門ジョセフ・J・クルーゼル賞」などがある。アメリカ外交政策や国際関係論に関する著書・編著多数。
本多 美樹(翻訳):1964年、東京生まれ。成蹊大学卒業後、英字紙『ジャパンタイムズ』記者を経て、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科にて修士号(国際関係学)・博士号(学術)を取得。早稲田大学社会科学総合学術院准教授を経て、現在、法政大学法学部国際政治学科教授。専門は、国際関係論、国際機構論、国連研究。単著に『国連による経済制裁と人道上の諸問題』(国際書院、2013年)、その他、論文多数。
内容
国際関係においては、他国に対する対抗処置としてしばしば「○○国への制裁」という言葉を耳にする。武力行使が国際法上禁止されている現在、制裁は相手に負荷をかけることによって譲歩を引き出し、国家の目的を達成するための外交手段として用いられてきた。
制裁措置のなかでももっとも頻繁に用いられてきたのが経済制裁であり、国家にとっては国益の保持・増大のため、国際機構にとっては国際秩序の回復・維持のための主要な手段になっている。
近年では、自由や人権、民主主義といった普遍的な価値を蔑ろにする国家や企業、個人を対象にした制裁もおこなわれるようになってきた。
なぜこうも頻繁に制裁は用いられるのか? 制裁とは、誰が、どんな目的を達成するために、どのような措置を使って、いかなる戦略のもとに科すのか、そして、そもそも効果はあるのか?――
本書はこれらの謎に理論と実践の両方からアプローチすることによって、外交政策としての制裁とりわけ経済制裁の評価を試みる。
制裁の理論的整理から過去の事例の概観、アメリカはじめ各国の詳細にわたるまで、はじめての制裁ガイドブック!