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アテンション・エコノミーのジレンマ~<関心>を奪い合う世界に未来はあるか~

山本 龍彦  著

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価格 \2,970(税込)         

発行年月 2024年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 365p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/理工学/情報学/情報学一般・その他
ISBN 9784041118450
商品コード 1039214814
NDC分類 007.3
基本件名 情報と社会
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年09月4週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2024/10/20、読売新聞 2024/10/20、日本経済新聞 2024/11/09
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039214814

著者紹介

山本 龍彦(著者):慶應義塾大学法科大学院教授。
慶應義塾大学法学部卒業。同大学大学院法学研究科博士課程単位取得退学。博士(法学)。慶應義塾大学グローバルリサーチインスティテュート(KGRI) 副所長。内閣府消費者委員会委員。デジタル庁・経済産業省「国際データガバナンス検討会」座長、総務省「デジタル空間における情報流通の健全性確保の在り方に関する検討会」座長代理、同検討会ワーキンググループ主査、総務省「ICT活用のためのリテラシー向上に関する検討会」座長などを務める。

内容

人々の「関心」が価値をもち取引される世界――アテンション・エコノミー。
この情報空間が私たちの自己決定から民主主義の行方までを左右する。
デジタル社会の法秩序論(憲法学)の第一人者がその突破口を探る。

【目次】
第1章 変容する言論空間
 対談――メディアに与える影響 新谷学(株式会社文藝春秋取締役・総局長)
 対談を終えて ナビゲーションを受ける自由と、ナビゲーションからの自由

 対談――コミュニケーションの変容と法(code) 水谷瑛嗣郎(関西大学社会学部准教授)
 対談を終えて 情報空間に対する国家の“現れ”という難問

第2章 個人情報と広告
 対談――アテンション・エコノミーとプライバシー・個人データ保護 森亮二(弁護士)
 対談を終えて 個人データに対する主体性は必要か?

 対談――広告ビジネスの行方 馬籠太郎(株式会社電通デジタル)
 対談を終えて 「クリエイティブ」は本当にクリエイティブなのか?

第3章 認知の仕組みと自己決定
 対談――認知神経科学から見た認知と自由 下條信輔(カリフォルニア工科大学 ボルティモア冠教授)
 対談を終えて 「やわらかいクッション」による対抗と「自由」

第4章 生成AIがもたらすもの
 対談――生成AIが人に与える影響 栗原聡(慶應義塾大学理工学部教授)
 対談を終えて 憲法AIと民主主義

第5章 民主主義の再考
 対談――これからの民主主義 結城東輝(弁護士/スマートニュース株式会社)
 対談を終えて 「民主主義」の均衡(バランス)を再定義する

第6章 ネット空間の行く末
 対談――インターネット文化と思想 木澤佐登志(文筆家・ブロガー)
 対談を終えて 私たちが向かう場所、そして憲法――あとがきに代えて

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