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わたしはわたし。あなたじゃない。~10代の心を守る境界線「バウンダリー」の引き方~
鴻巣 麻里香
著
発行年月 |
2024年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
295p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教育心理学 |
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ISBN |
9784898155943 |
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商品コード |
1039223527 |
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NDC分類 |
371.47 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年10月1週 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2024/11/16 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039223527 |
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著者紹介
鴻巣 麻里香(著者):KAKECOMI代表、精神保健福祉士、スクールソーシャルワーカー。
1979年生まれ。子ども時代には外国にルーツがあることを理由に差別やいじめを経験する。ソーシャルワーカーとして精神科医療機関に勤務し、東日本大震災の被災者・避難者支援を経て、2015年非営利団体KAKECOMIを立ち上げ、こども食堂とシェアハウス(シェルター)を運営している。著作に『思春期のしんどさってなんだろう? あなたと考えたいあなたを苦しめる社会の問題』(2023年、平凡社)、共編著に『ソーシャルアクション! あなたが社会を変えよう!』(2019年、ミネルヴァ書房)がある。
内容
友だち、親、先生、SNSが…毎日しんどい。
本当は嫌なのにNOと言えない。そんな人間関係に悩むあなたへ。
モヤモヤの正体は、「バウンダリー」にある!?
本書は、中高生の困りごとに向き合うスクールソーシャルワーカーの鴻巣麻里香さんが、10代が抱えている人間関係の悩みやしんどさについて、「バウンダリー」を糸口に対処法を見つけ出し、助けになる知識と作戦を伝える本です。
バウンダリーとは、「わたしはわたし、あなたはあなた」という、自分と相手の間に引く境界線のこと。
たとえ家族でも、友達でも、教師でも、恋人でも、バウンダリーを踏みこえるのはNGです。
お互いの心地よい距離感を見つけて、ちょうどよく線を引けたらラクになるはず。
<もくじより>
PART 1 友だち篇
苦手な子を誘う・誘わない どう決める?
男子同士のノリとか恋バナがしんどい
親友の秘密を話してしまったら
PART 2 家族篇
ママってなんでも知りたがる!
私の夢、私の進路。どうして応援してくれないの?
まさかの妊娠。私はどうしたいんだろう?
PART 3 学校篇
誰とでも仲良くしなきゃだめ?
おかしな校則にNOと叫びたい!
やりたいことがあるのに。先生に進路を反対された
PART 4 恋愛関係篇
胸キュンしぐさ、無理すぎる…
NOと言ってしまった。彼を傷つけたかな?
「愛しているから」だと思っていました
PART 5 SNS篇
我が家のスマホルール、厳しすぎ…
グループLINEの通知に困った!
俺のプライバシー、どこいった?
●各話には、中高生向けのアドバイス+10代のそばにいる大人(保護者・教師)向けの解説付き
●10代向け性教育WEBメディア「セイシル」ご協力のもと、「デートDVチェッカー」を掲載
●巻末には「しんどいとき、困ったときの相談先」リスト&相談のポイントも!
●対象は中学生〜大人まで(中1の漢字習熟度に合わせたフリガナ付き)
今、10代をとりまく環境には問題がこんなに…!
同調圧力/「みんな仲良く」の呪い/有害な男らしさ/アウティング
毒親/進路相談/ブラック校則/性的同意/デートDV/スマホルール etc
15のリアルな事例を物語のように読み、共感しながら、
「人権」・「同意」・「バウンダリー」の大切さを知れる一冊。
子どもたちの「好き」「やりたい」「今・ここ」を尊重するために。
大人もアップデート必須!コミュニケーションの新しい教科書。