彼女が探偵でなければ
逸木 裕
著
発行年月 |
2024年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
333p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784041134771 |
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商品コード |
1039241184 |
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NDC分類 |
913.6 |
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書評掲載誌 |
毎日新聞 2024/10/07、朝日新聞 2024/12/28 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039241184 |
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著者紹介
逸木 裕(著者):1980年東京都生まれ。学習院大学法学部法学科卒。2016年『虹を待つ彼女』で第36回横溝正史ミステリ大賞を受賞し、デビュー。22年『五つの季節に探偵は』収録の短編「スケーターズ・ワルツ」で第75回日本推理作家協会賞〈短編部門〉受賞。他の著書に『少女は夜を綴らない』『星空の16進数』『空想クラブ』『祝祭の子』など。
内容
★第25回本格ミステリ大賞【小説部門】受賞作品
森田みどりは、高校時代に探偵の真似事をして以来、人の〈本性〉を暴くことに執着して生きてきた。気づけば二児の母となり、探偵社では部下を育てる立場に。時計職人の父を亡くした少年(「時の子」)、千里眼を持つという少年(「縞馬のコード」)、父を殺す計画をノートに綴る少年(「陸橋の向こう側」)。〈子どもたち〉をめぐる謎にのめり込むうちに彼女は、真実に囚われて人を傷つけてきた自らの探偵人生と向き合っていく。謎解きが生んだ犠牲に光は差すのか。痛切で美しい全5編。