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売上目標を捨てよう(インターナショナル新書 146)

青嶋 稔  著

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価格 \924(税込)         

発行年月 2024年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 187p
大きさ 18cm
ジャンル 和書/社会科学/経営学/マーケティング・商業
ISBN 9784797681468
商品コード 1039255562
NDC分類 675
基本件名 マーケティング
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年11月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039255562

内容

「売上目標」「営業依存のプロセス管理」「顧客に従順な組織」「販促しかできないマーケティング部門」――それぞれ今や弊害が多く、不要なものだ。
成功している企業はそれらを手放し、先に進んでいる。

野村総研のトップコンサルタントであり、自身もかつて営業を経験した著者が、19の先行事例から解説するマーケティング改革の成功事例集。
将来の予測困難なVUCA(ブーカ)時代にモノを売る、すべてのビジネスパーソン必読の書!

【本書の構成と紹介している主な事例】
●第1章 売上目標はいらない
大和証券・コマツ・ソニーグループ
●第2章 営業依存のプロセスはいらない
ソニー損保・リコージャパン
●第3章 顧客に従順な組織はいらない
日立製作所・ミスミグループ本社・メニコン・ダイキンエアテクノ・アイロボット 他
●第4章 販促しかできないマーケティング部門はいらない
横河電機・味の素冷凍食品・サントリー 他

【第1章より抜粋】
「WHY」がない目標、つまり自ら「なぜ(この目標なのだ)?」と理由を考えていない目標には、主体性がない。他者から与えられたものだ。これは世代を超えて共通して言えるのだが、人から与えられた目標ってやる意欲が高まるだろうか? 「君はいくら売らなければいけない」と(自ら考えずに)目標が決まっている場合と、「WHY」も含めた目標設定から自分で考え、そして目標が定まる場合と、どちらがやる気になるだろうか?
これは自明の理である。
でも売上目標はなくならない。なぜかといえば、会社全体でそれを設定しているからだ。最初に会社全体の売上目標があり、それが部門に割り振られてくる。天から舞い降りてくる目標には逆らえない。
だが売上目標の設定には大きな弊害がある。本章ではまず、その弊害を見ていきたい。

【著者略歴】
青嶋 稔(あおしま・みのる)
株式会社野村総合研究所フェロー。1988年精密機器メーカー入社後、10年間の米国駐在などを経て2005年より野村総合研究所に参画。2012年同社初のパートナー(コンサルタントの最高位)に就任。2019年同社初のシニアパートナー、2021年4月より同社初のフェローに就任。米国公認会計士、中小企業診断士。近著に『リカーリング・シフト』(日本経済新聞出版)、『価値創造経営』(中央経済社)、など。

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