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蔦屋重三郎~江戸芸術の演出者~ 新版(講談社学術文庫 2840)

松木 寛  著

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価格 \1,210(税込)         

発行年月 2024年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 249p
大きさ 15cm
ジャンル 和書/人文科学/哲学/概論・参考図書
ISBN 9784065373569
商品コード 1039285719
NDC分類 289.1
個人件名 蔦屋/重三郎
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年11月3週
書評掲載誌 毎日新聞 2024/11/30
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039285719

著者紹介

松木 寛(著者):1947年,仙台市生まれ。東北大学文学部卒業,同大学院修士課程修了。日本美術史専攻。東北大学文学部東洋日本美術史科助手を経て,東京都美術館学芸員を務めた。著書に『名宝日本の美術 北斎・広重』(小学館),『浮世絵八華 第四巻 写楽』(共著,平凡社),『御用絵師 狩野家の血と力』(講談社選書メチエ)等がある。

内容

2025年のNHK大河ドラマ「べらぼう――蔦重栄華乃夢噺」の主人公、蔦屋重三郎とは何者か。日本美術史と出版文化の研究者による決定版解説書。サントリー学芸賞受賞作。
江戸中期の出版界に彗星のごとく登場し、瞬く間に頂点にまで上り詰めた版元・蔦屋重三郎、通称「蔦重」は、作家や絵師の才能を見抜く眼力と、独創的企画力を併せ持ち、山東京伝、滝沢馬琴、喜多川歌麿、東洲斎写楽らを育て、黄表紙、狂歌絵本、浮世絵等に人気作を連発、時代の寵児となった。浅間山の噴火と大飢饉、田沼意次と松平定信の抗争などを社会背景に、天明・寛政期に戯作文芸や浮世絵の黄金期を創出した奇才の波瀾の生涯を追う。
作家、画家、版元仲間などのさまざまの人間模様を描き出し、この時期の文芸の展開を社会史的に捉えた意欲作にして、必読の定番書。「単なる出版「業者」ではない「江戸芸術の演出者」としての蔦重の歴史的役割を明らかにしてみせた。」(高階秀爾氏、サントリー学芸賞選評)。図版も多数掲載。新版刊行にあたり、あらたに池田芙美氏(サントリー美術館学芸員)が巻末に解説を執筆。
〔原本は日本経済新聞社、1988年刊。2002年に刊行された講談社学術文庫版の新版〕

目次
プロローグ
一 吉原時代――創業
二 通油町進出
三 黄表紙出版と筆禍事件
四 美人画の制覇――喜多川歌麿
五 役者絵への野望――東洲斎写楽
六 次代を透視して――死
学術文庫版あとがき
解説(池田芙美)

目次

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