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上野 千鶴子  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2024年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 252p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/日本文学
ISBN 9784140819777
商品コード 1039286360
NDC分類 914.6
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2024年11月5週
書評掲載誌 読売新聞 2025/01/05
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039286360

著者紹介

上野 千鶴子(著者):社会学者、東京大学名誉教授、認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。1948年、富山県生まれ。女性学およびジェンダー研究の第一人者。専門学校、短大、大学、大学院、社会人教育などの高等教育機関で、40年間教育と研究に従事。主な著書に『近代家族の成立と終焉』『家父長制と資本主義』(共に岩波現代文庫)、『おひとりさまの老後』(法研/文春文庫)、『ひとりの午後に』(NHK出版/文春文庫)、『八ヶ岳南麓から』(山と渓谷社)

内容

自らのうちに響く音色を自らの言葉で織り上げた、待望の最新エッセイ集

社会学者・フェミニストとして知られる著者は、切れ味鋭く社会を分析、「老後」への提言や人生相談、東大新入生への祝辞が話題となるなど、多くの読者の共感と信頼を得てきた。その明晰な「頭脳」は、どんな「感性」を併せ持っているのだろうか。その答えが本書には詰まっている。子ども時代の「宗教遍歴」や学生時代の鬱々とした日々、研究者への道のりといった「来し方」から、食の嗜好や山登り、観劇などの趣味、老いへの不安、次世代への思い、他界した先達への哀悼、喪失の哀しみまでを、低く静かな「大人の音色」で奏でた随想作品集。フェミニズムや介護といった研究領域、コロナや戦争といった社会の出来事にも触れつつ、自身の裡を流れる様々な音色を言葉に託していく。「考えたことは売るが、感じたことは売らない」とかつて豪語した著者も昨年、後期高齢者となった。気概はあるが、不安もある…。そんな著者が「奏でる」文章が、読み手の感情を揺さぶり、のちに深い共感をもたらす。人生の後半を視野に入れたすべての大人たち必読の一冊。

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