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風呂と愛国~「清潔な国民」はいかに生まれたか~(NHK出版新書 729)
川端 美季
著
発行年月 |
2024年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
266p |
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大きさ |
18cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/社会医学/公衆衛生学一般 |
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ISBN |
9784140887295 |
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商品コード |
1039286377 |
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NDC分類 |
498.021 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2024年11月3週 |
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書評掲載誌 |
東京・中日新聞 2024/11/17、毎日新聞 2024/11/23、毎日新聞 2024/12/21、朝日新聞 2025/02/15 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039286377 |
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著者紹介
川端 美季(著者):1980年神奈川県生まれ。立命館大学生存学研究所特別招聘准教授。専門は公衆衛生史。立命館大学先端総合学術研究科修了。著書に『近代日本の公衆浴場運動』(法政大学出版局)、共編著に『障害学国際セミナー2012――日本と韓国における障害と病をめぐる議論』(生活書院)がある。
内容
「きれい好きな」日本の私?
日本人らしさとして語られがちな「毎日風呂に入るのが当たり前」「バスタブでお湯に浸かりたい」という感覚。私たちが無意識に内面化しているこの意識は、いったいどこからきたのだろうか? 西洋人が見た江戸の庶民の入浴習慣から、「日本人は風呂好き」言説のルーツ、家政書で説かれた「清潔な国民」を育てるための女性の役割、さらには教育勅語と関わる国民道徳論で議論された、身体・精神の「潔白性」まで。入浴を通して見えてくる、衛生と統治をめぐる知られざる日本近代史!