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音源分離・音声認識(メディアテクノロジーシリーズ 9)

武田 龍, 高島 遼一  著

大淵 康成  編
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価格 \4,180(税込)         

発行年月 2024年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 10p,221p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/理工学/情報学/情報理論
ISBN 9784339013795
商品コード 1039302346
NDC分類 007.1
基本件名 音声処理
本の性格 実務向け
新刊案内掲載月 2024年11月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039302346

内容

【読者対象】
本書は、マイクから取り込んだ音を聞き分け、理解するシステムに興味のある幅広い読者を対象としています。音声そのものを扱う研究に従事する人だけでなく、様々なITシステムの中で音声を活用したいと思っている方にも役立つ内容となっています。

【書籍の特徴】
本書では、様々な音が混ざり合った状態から目的の音声だけを取り出す音源分離技術と、そうして得られた音声の内容を理解する音声認識技術とを扱っています。この二つは異なる技術ですが、音響信号からの特徴抽出や、大量のデータのモデル化の方法など、共通して学ぶべき内容も多く、一冊の書籍にまとめることで、さらに理解しやすくなると考えました。もちろん片方だけでも十分に役立ちますので、必要なところだけを読んでもらっても構いません。また、アルゴリズムを自分で実装するのは大変だという人でも、既存のツールなどを使いこなすための基礎知識が得られるような内容になっています。

【各章について】
1章では、本書で扱う技術の位置づけと、本書の構成を説明しています。
2章では、音声の信号処理や機械学習の基礎的な部分を概説しています。本書で扱う分野の入門的知識として過不足の無い内容になっているはずです。
3章は、音源分離に関する章です。音声認識や音声通話など様々な目的で用いることも考慮に入れ、使用目的や雑音環境、マイク配置などに応じた最適な手法を説明します。
4章は、音声認識に関する章です。基本となる確率モデルの考え方に加えて、近年の主流となっている深層学習を用いたシステムの活用方法についても解説します。
5章では、音源分離と音声認識の両者にまたがる技術を紹介します。どちらか片方の章の続きとして読んでも、あるいは両者のまとめとして読んでも構いません。

【著者からのメッセージ】
近年のAIブームに乗って、音源分離や音声認識の様々なツールやアプリケーションが公開されています。周辺分野の研究者や開発者が、これらを自分のシステムに取り込む機会も多くなっていることでしょう。しかし、扱う音声データの種類や、アプリケーションの形態などにより、AIツールの最適な使い方は変わってきます。様々な目的を持った研究者・開発者の方々が、本書を通じて得られた知識をもとに、最先端の音声処理機能を活用していただければ幸いです。

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