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書評掲載

森に帰らなかったカラス

ジーン・ウィリス  著

山﨑美紀  翻訳
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価格 \1,760(税込)         

発行年月 2024年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 300p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784198658946
商品コード 1039303281
NDC分類 933.7
書評掲載誌 朝日新聞 2024/11/30
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1039303281

著者紹介

ジーン・ウィリス(著者):1959年生まれ。英国の児童文学作家。ネスレ・スマーティーズ・ブック賞銀賞(『Tadpole's Promise』未邦訳)、シェフィールド・チルドレンズ・ブック賞(『Bottoms Up!』未邦訳)など受賞作多数。絵本の文章、児童文学など幅広く活躍。
山﨑美紀(翻訳):1975年東京生まれ。国際基督教大学教養学部卒業。翻訳作品に「バイロン湿地の魔女」(『Scream! 絶叫コレクション 不気味な叫び
』所収、理論社)、『この密やかな森の奥で』(二見書房)がある。

内容

1957年、ロンドン郊外の町。
11歳の少年ミックは、ある日、
近所の森で、ケガをした鳥のヒナを
見つけ、家に持ち帰る。
ニシコクマルガラスのそのヒナを、
ミックは両親とともに手当てし、
「ジャック」と名付ける。
ミックの家は駅の目の前にあり、
両親がパブを営んでいる。
ジャックはミックになつき、
一度は森に帰そうとしたものの、
パブにいついてしまう。
パブをちらかして、ミックの母さんや、
パブの従業員に嫌な顔をされたりするものの、
常連客をはじめ、
みんなに愛されるようになっていった。
ジャックが電車に乗ってしまい、
隣の町まで運ばれてしまったり、
よそのおばあさんに連れていかれてしまったり…。
そうしたちょっとした事件がおこるたびに、
ミックや近所の子どもたち、
パブの常連客たち皆が、ジャックを捜索し、
帰ってくるたびに安堵するのだった。
ところが、ある日…?

少年と動物とのふれあいを、父親の兵士時代の心の傷をまじえつつ描く。
ロンドン動物園の元主任飼育員の少年時代の実話をもとにした、心あたたまる児童文学。

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